実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』を見る前のおさらいに。
『攻殻機動隊』シリーズを、漫画からアニメ映画、ゲーム、そして実写映画版まで一気に振り返った動画が登場しました。動画はDistractotronChannelより。
シリーズの原点となる士郎正宗の1989年の漫画『攻殻機動隊』に始まり、その英語版となるDark Horse Comicsにより全8巻の月刊コミックとして1995年に出版されたもの(2004年には無修正版が出版)、『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』、『攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER』、原画集…と各漫画作品をアーサー・ケストラーの著書『機械の中の幽霊』へのオマージュであることも含めて紹介。
映像作品も劇場版アニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、『イノセンス』、『攻殻機動隊 新劇場版』、と各作品の映像とともに紹介されています。次いでTVアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』は漫画版とは別の新たなストーリーであることを伝えています。公安9課設立前の話となる『攻殻機動隊 ARISE』、2話のエピソードを追加した『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』ももちろん忘れられていません。
ゲーム版は1997年PlayStation版『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』、PlayStation 2向けに2004年に発売された『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』、2005年のPSPゲーム『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域-』。PC向けのオンラインゲーム『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX First Assault Online』(国内向けとしては『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』)が紹介され、最後に公開が待ち遠しい実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』が映し出されています。
漫画やアニメが好きであれば『攻殻機動隊』シリーズのファンではなくとも知っている内容の数々かもしれませんが、実写映画版で始めてシリーズに接するという人には関連作品の紹介入門動画としてわかりやすい内容でしたね。これを参考に関連作品を見てから4月7日公開の『ゴースト・イン・ザ・シェル』を見に行けばもっと楽しめることでしょう。
・CGじゃない! 実写映画版『攻殻機動隊』に登場する光学迷彩スーツの仕組み
image: YouTube
source: GeekTyrant, YouTube
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