Netflix、アマゾン、グーグルなど大手7社が同盟結成。次世代の動画フォーマットを開発

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    Netflix、アマゾン、グーグルなど大手7社が同盟結成。次世代の動画フォーマットを開発

    時代の変化を感じます。

    昨晩、Netflixが国内にローンチされましたね。アマゾンも動画配信サービス「プライム・ビデオ」を日本でも始めましたし、各社が動画配信サービスに力を入れています。

    ですが、サービスによってフォーマットが統一されていなかったり、再生した時にやたらと重かったりすると、せっかく動画を楽しもうと思ってもストレスの元になってしまいます。

    9月1日に設立した「Alliance for Open Media」という団体は、ユーザーからすれば、そういった問題を解決してくれるかもしれません。同団体のミッションは、各社の知識と技術を持ち寄って、ストリーミングに最適化した次世代の動画フォーマットを開発すること。そして、そのフォーマットをロイヤリティフリーのオープンソースとして配布することです。

    参加する企業は、Netflix、アマゾン、シスコ、グーグル、インテル、マイクロソフト、Mozillaの7社。そうそうたる顔ぶれというか、思い切りライバル企業同士です。

    ですが、ここまでするには理由があるようです。動画をネット配信するには動画を圧縮する必要があるんですが、現行で質の良い圧縮フォーマットを使うには、そのフォーマットのライセンスを持つ複数の企業に高額の料金を支払わなければなりませんでした。

    そうなると、費用がかさみすぎて、思うように動画配信ビジネスができなくなってしまうんです。特に無料配信をしている所としては痛い出費…。というわけで、そんなお金を払い続けるぐらいなら、自分たちで手を組んで新しいフォーマットを作ってしまえ!となったわけです。

    初期の設立メンバーは前述の7社ですが、今年の後半には参加企業を募集し始めるようです。

    Image by Oleksiy Mark / shutterstock

    source: Alliance for open media

    (高橋ミレイ)