また使ってみませんか?
スマートフォンは毎日のように性能が新しくなり、多くの人が約2年のサイクルで買い替えます。買い替えた後は、新しいデバイスの綺麗なディスプレイや新機能に心を奪われ、古いデバイスは忘れ去られます。そんな忘れられたスマートフォンを再活用して、部屋の中に欠かせない家電にしませんか?
韓国・ソウルを拠点にするデザイン会社「PlusD」は、古くなったiPhoneをレトロなラジオや時計として使えるようにする「i Ready O(アイ・レディー・オ)」を開発しました。名前はちょっとしたギャグみたいですが、なかなか良いデザインですよ。
要するにこれはiPhoneをドッキングできるBluetoothスピーカーなのですが、ブラウンが50年代や60年代にデザインしたプロダクトのように、綺麗でコンパクトにまとまっています。iPhoneをはめ込み、下部にあるBluetoothスピーカーに無線接続して音楽を再生できます。そのまま時計を表示しておくだけでもオシャレかも。
上部に付いているノブはボリュームボタンで、赤いボタンはホームボタンに対応。種も仕掛けも無く、iPhoneの形に合わせて上手く作られていますよね。ただ電源ケーブルは接続すると不格好になりそうなのが残念です。対応するのは、iPhone 4/iPhone 4S/iPhone 5/iPhone 5sの4種類です。
2月25日現在、Kickstarterで出資を募っており、プロジェクトの締め切りである3月25日(水)までに目標額が集まれば製品化されます。期限内に105カナダドル(約1万円)を出資すれば、7月頃に1台送られてきますよ。
使わなくなったiPhoneを初期化して、一緒にプレゼントしても良いかもしれませんね。
source: Kickstarter via Co.Design
(徳永智大)