端末の数だけ通信料がかさむなぁ。
米国で11月7日に発売されるサムスンの新ウェアラブル端末、Galaxy Gear S。同じサムスン端末でも今までと違うのが、この端末付きのデータ通信ができる、ということ。が、残念なこといというか、しょうがないというか、その通信料はデータ通信可のタブレット端末と同じような価格帯になるみたい。まぁ、もちろん現状の米国の話ではありますけれど。
すでに米キャリア各社のGear Sプランがでています。AT&Tは、 キャリア契約にて200ドルで販売。これに通信料として、現在使用中のモバイルプランに加えて毎月10ドルがプラスされます。Sprintは384ドルで販売ですが、これは2年間支払プランの価格。通信料としてプラス月額10ドルです。が、これは20GB以上のファミリープランの契約で2015年まで支払免除となります。一方、T-Mobileは通信料月額5ドルと他社よりも安いのですが、その分端末料金が350ドルと高めの設定になっています。VerizonからもGear S発売予定ですが、こちらはまだプランが発表されていません。
うーん。スマートウォッチはそもそもスマートフォンとの連携使用が前提にあります。Gear Sを考えると、まず端末自体もそこそこ高い、サムスンスマートフォンとしか連携させて使えないわけです。スマートウォッチでメールや電話を送受信するために、さらなる通信料を払わなくてはならないわけです。
しつこく言いますが、スマートウォッチはあくまでスマートフォンとの連携が前提、スマートフォンに取って代わる存在ではないのです。さて、どんどん端末費用に通信費用がかさむ現状で、一体どれだけの人がスマートウォッチに手をだしていくのでしょうか。うーん。
Darren Orf - Gizmodo US[原文]
(そうこ)