まさか東京の北区にこんな秘密基地があっただなんて…!
ソチ五輪2014、おおいに盛り上がってますねー。フィギュアスケートの男子シングルで羽生結弦選手が金メダル! おめでとうございます!人間は自らの力だけで、どこまで高みを目指せるのか。その道を究めるべく日々鍛錬している鉄人をサポートする施設があるとのこと……気になります!
それがこちらの味の素ナショナルトレーニングセンター。国立西が丘運動場の跡地に立つ、日本のトップアスリート専用トレーニング施設です。
まず驚いたのが、屋内トレーニングセンターにはいたるところにカメラが設置されていること。トレーニング中の様子を撮影して、施設内の200インチモニターに表示。5秒前のフォームやポジショニングを即確認できるようにしているんですって。
照明にも一工夫。影が出ないようにセッティングできるようになっています。
しかも、それだけではなく、屋内テニスコートでは疑似的に太陽光を再現して逆光状態でのトレーニングも行えるようにしているそうです。
また、卓球やバドミントンなど風の影響を受けやすい競技の練習場は、無風状態で空調管理できるシステムが採用されているんだとか。すごいよ!
一方で、ウェイトリフティングや体操競技の練習場には、選手が手の滑りを防ぐために使用する炭酸マグネシウムが飛散するのを防ぐ「吸う空調」が完備されてますよ。
ジャグジーと人工炭酸泉浴槽、また温浴・冷浴を繰り返して疲労を低減するプール施設も備わっています。
さらに食を極めた味の素としては、施設内の食堂で「勝つためのカラダ」を作るための「勝ち飯(かちめし)」という栄養サポートプログラムを提供しているそうですよ。
この「勝ち飯」とは、「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるのか」を考えながらおいしく食べてカラダ作りを行う食事のこと。トレーニング内容やカラダ作りの目的に合ったメニューを組み合わせることです。
主食、主菜、副菜、汁物、牛乳・乳製品、果物の各カテゴリーをそろえることがポイント。多くの栄養素をバランス良く摂取できるように、各カテゴリーが記されたランチョンマットを使ったり、栄養成分が細かく記されたメニューカードも用意されていました。
また競技の種類、選手の体格の違いなど、様々な選手に必要なエネルギー量や栄養素が摂取できるよう、多くのメニューを用意しているのも特徴。その上で美味しさも追求しているそうです。
これはフレンチ界のトップシェフ、下村浩司さんが考案した勝ち飯の「鶏もも肉のロースト トマトとグリーンアスパラガスのリゾット」。あえて皮はそのまま、でも調理の仕方で油脂を極力落として「美味しいご飯を食べた!」という満足感も味わえるようにしたんですって。
皆さん美味しそうに食べてました! 実際にウマかった!
このメニューは味の素KKの「フレンチのトップシェフ考案『勝ち飯』」で公開中です。…えっ! 「PastaDo なすのトマトソース用」を使ってるんだ! パスタソースがこんなにも変身するだなんて…!
他にもフィギュアスケートの髙橋大輔選手と羽生結弦選手、スピードスケートの小平奈緒選手たちが意識しているテーマに基づいた「勝ち飯」レシピも見られますよ。食で自分を鍛えたい方は見て、作って、食べるしかないですね!
がんばれ!ニッポン!×勝ち飯[味の素KK]
(武者良太)