これはサイフを持ち歩かなくなる日も近いか。
ネットでの安全な決済方法として登場した『PayPal(ペイパル)』が、リアルで『顔パス支払い』なるサービスをはじめています。
このサービスは、お店にクレジットカードのかわりとして本人の「顔」を見せるというシステム。カード番号を見られたり、スキミングといった危険をほぼゼロにできるわけです。顔パスで支払いとか大物っぽい!
この顔パス支払い、すでに秋ごろから日本でもスタートしてます。さっそく、PayPal対応の「カフェ ネスカフェ原宿」で試してみました。
ちなみに、ネスカフェ原宿では12月1日までイベントが開催されていて、PayPalの顔パス支払いを使うとお会計が半額になります。顔パスのうえに半額!
1.お店に入る前にチェックイン
お店の近くまで来たら、アプリを起動して「チェックイン」ボタンをスライドさせます。すると、お店に「こんな顔の人がそろそろ来ますよ」と写真が送られます。ちなみにチェックインは30分くらいのあいだ有効だそうです。
2.会計時に「ペイパルで」って言う
チェックインの有効時間のうちに、お店に入って普通に注文。支払いのとき、店員さんに「支払いはペイパルで」って言います。
すると、お店は送られた顔写真を見て本人確認をするわけですね。
3.画面にタッチで支払い完了!
お店のタブレットに自分の顔と支払情報が表示されるので、「確認する」をタッチすれば支払い完了。代金はPayPalに登録したクレジットカードなどから支払われます。スマホに触るのは、お店に入る前のチェックインだけ。あとはスマホもカードもサイフも取り出す必要はありません。
使ってみてちょい面倒に感じたのは、アプリを立ち上げるたびにパスワード入力が必要なこと。セキュリティが理由というのはわかりますが、チェックインのたびにパスワードを入れるのはさすがにわずらわしい。
顔写真による確認でセキュリティは確保しているはずですから、チェックインくらいはパスワードなしでできたほうがより便利ですね。
来年は顔パス支払いできる店が増えるかな? 続きはTABROIDでどうぞ。
iPhoneにおサイフケータイなんていらんかったんや! 「顔パス」で支払える『PayPal』使ってみた[TABROID]
(ギズモード編集部)