「ミラーボールが50個も並んでる部屋」と聞くと、いかにも落ち着かなそうな響きがします。でも、デンマークのメディア芸術祭「CLICK」で公開された作品を見ると、我が家にも何個かミラーボールを置いてもいいんじゃないか...という気がしてくるから不思議です。
カイル・マクドナルド(Kyle McDonald)さんとジョナス・ジョンゲジャン(Jonas Jongejan)さんによる作品「Light Leaks」は、ミラーボールに降り注ぐ光をコントロールするプロジェクターを使ったインスタレーション。
この作品は、部屋の構造を立体的にスキャンして、壁や天井に反射する光の模様をマッピングしています。立体スキャンによってミラーボールの光がそれぞれどの場所に投影されるのか予測し、SketchUpを使って室内の光反射をモデリングしているのです。
Creative Applicationによると、この制作チームは今後、より詳細な構造データの取得、コントロール精度の向上を視野に入れているそう。ミラーボールの反射光をドット単位で制御するプラネタリウムとか欲しいです!
Rumi(Lily Hay Newman 米版)