SF映画に出てきそう。折りたたみ式電気二輪車「YikeBike」に乗ってきた

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    SF映画に出てきそう。折りたたみ式電気二輪車「YikeBike」に乗ってきた

    映画「トロン: レガシー」続編の撮影現場?

    いえ違います。でも、思わず何これ? と近くで見たくなりませんか? これは「ヤイクバイク(YikeBike)」という乗り物で、モーターとバッテリーを内蔵した、ニュージーランド生まれの電気二輪車です。

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    シンプルなデザインで、自転車やバイクよりもうんと小型。しかも折りたたんで持ち運びができる優れた未来の乗り物。1回の充電で約10kmほど走れて、最高速度は23km。結構スピード感があります。自転車持ってない自分も、これは一台欲しいかも。

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    カーボンボディに前輪がやたらと大きい変わったデザイン。搭乗者は中央のサドルに座り、足は前輪のホイールについている台にのせ、両脇に伸びたハンドルを操作して速度と進路方向を操作します。ちゃんと安定するの?

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    数分の慣れが必要ですが、時間が経てば安定します。こんなふうに乗ります。右グリップがアクセル。左グリップがブレーキ。

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    重心は後ろ目で、肩の力を抜くことがコツ。上半身を楽にすると、とたんに上手く乗れるようになりますよ。スピードもどんどん出せるし、細かいハンドルさばきも自由自在に。

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    数回で安定した乗りこなしを見せた大野編集長。走行中は宇宙船みたいな音が聞こえてきて、神秘性を高めてくれます。

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    通勤用やちょっとした用事の時にはこれで十分ですね。

    YikeBikeを動画撮影してみました。安定していますね。

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    今回試乗したモデルは、ハンドル末部や前後輪ホイール、ハンドルの左右と後ろにカラフルなLEDライトが設置されています。未来的なデザインでカッコイイ。

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    夜道を走っている人がいたら、思わずふり返って見てしまいそうですよね。実際にこれを走らせていたら、物珍しさに二人組の高校生と3歳の幼児が近寄ってきました。若者は好奇心が高い。

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    重さ約10kg、一人でも折りたためます。

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    ストラップを付けて持ち運びもできます。折りたたみ式自転車よりも外に突起する部品が少ないので、持ちやすいです。重量は10kgなので、運びやすいかどうかは個人差があるかも。

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    今回載せていただいたのは市販モデルではなく、カスタムモデルのYikeBike試作機です。

    ニュージーランドの開発者とともに制作に関わったのが、株式会社ロノフデザインの臼木さんと李さんです。SF映画に出てくるようなデザインに仕上がっていて、ガジェット好きなら一度は試したくなってきますよ。

    市販のYikeBikeは、日本では楽天などで販売されています。

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    電気二輪車は、現在の日本の法律では公道を走ることは禁止されています。だから公園や広場のようなクローズドな場所でしか使用できません。ですが、現在その法律を変えようという動きが起こっているそうです。近い将来、日本でも道路を走るYikeBikeの姿を見られる日に期待したいです。

    株式会社ロノフデザイン

    鴻上洋平