見た目のわりに実用的!
Google Glassをどんなとき使うかといえば、スカイダイビングとかBMXとか、ストーカー行為...といった、普通の人の普通の生活ではあまり関わらない場面が例として挙げられてきました。でもこういう極端な、限られた使い方じゃ、それなりに突き抜けてる人以外は1500ドル(約14万4000円)も出す気になれなさそうです。でも、もっとずっと実用的な使い道がありそうです。今週、メディア系イベントのSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)でGoogleが行った簡単なデモで、そんな普通に便利な使い方だって山ほどあることがわかりました。以下にご紹介します。
ライブ・コンサート会場で
Google Glassで動画を撮るようになれば、みんながステージにスマートフォンを向けてる、こんな光景は過去のものになるかもしれません。ランニング/サイクリングに
スマートフォンは家に置いていっても、地図を見ながら混んでいる道を避け、今どれだけ運動できているかをリアルタイムで見ながら走れます。
お料理のときに
レシピを見ながら新しい料理とか難しい料理に挑戦するとき、今まではタブレットとかスマートフォンを時々確認しながら工程を進めていました。でもGoogle Glassがあれば、粉とか油まみれの手でガジェットを触る必要はなくなります。体を動かせない人の生活補助に
昨年、全身麻痺の人が目だけでツイートすることに成功しました。彼はそれ以外の方法では、動いたり話したりできません。Google Glassではこういった障害のある人のコミュニケーションを補助して、生活の質を高めることができます。
[YouTube]
ニュースのチェックに
もう「時間がなくてニュースも見れない」ってことはなくなります。ニューヨーク・タイムズのGoogle Glassアプリでは、ヘッドラインを読み上げてくれます。
[Image credit:Google]
データのバックアップ手段として
写真を撮っておけば、Google GlassがEvernoteに自動保存してくれます。
[Image credit:Google]
街歩きに
スマートフォンで地図を確認しながら歩いていると、見るからに「お上りさん」状態で、スリやひったくりのターゲットになる危険性もあります。代わりにGoogle Glassで地図やストリートビューを見れば、初めての場所でもスマートにたどり着けます。
「あーこの人何さんだっけ」というときに
誰かに会って、相手は自分を覚えているのだけど、自分はどうしても名前が思い出せない...そんなことありますね。でもGoogle Glassがあれば、全知り合いの写真付き名刺を持ち歩いているのと同じように、顔を見れば名前がすぐにわかります。
両親のテクノロジー・サポートに
両親のテクノロジー周りのサポート係って本当に大変です。でも、Google Glassがあれば、お母さんから写真のアップロードのしかたを何回聞かれても、操作手順を自分視点の動画にしておけば、言葉で操作手順を教えるよりずっと簡単です。
[Image credit:flickr]
以上、Google Glassが役立ちそうな利用シーンでした。他にも、「これでしょ!」という使い方があればコメントでお願いします!
Leslie Horn(原文/miho)