みんながおもしろいと思ったことだけ!
ONETOPI(ワントピ)って知ってますか? 前にギズでも一度紹介したことがあるキュレーション系のWebサービスです。
前回はネット上から各カテゴリーに精通した専門家さんたちが選んだ(キュレーションした)情報を届けてくれるので、質の高い情報取得ができるツールとして使えますよってことをお伝えしました。お伝えしたの僕じゃなくて当時編集部に入りたての松葉さんでしたけど。
そのONETOPIがこの冬、サービスリニューアル。ユーザー登録すれば誰でも投稿することができるようになり、みんながおもしろいと思ったことだけ流れてくるサービスに生まれ変わりました。
さらに今月に入ってからはおもしろい仕組みを取り入れたiPhoneアプリも登場して、iPhoneからもぐっと簡単に、快適に使えるようになったんです。
今日はそのiPhoneアプリでのONETOPIの基本的な使い方と、おもしろいポイントを紹介しますね。ぜひ手元にiPhoneを用意しながら読んでみてくださいね。
おもしろいことだけ流れるダッシュボードをつくる
App Storeからアプリをダウンロードして、連携できるツイッター、Facebook、Google の各SNSアカウントを使ったOAuthと、メールアドレスの認証を使った会員登録を済ませたらONETOPIをつかう準備おっけー。
まずは自分が欲しい情報を選んでフォローすることからはじめましょう。画面の上のほうに出てるユーザーランキングとトピックランキングの上位から何をフォローするか決めるのが手っ取り早いです。
ONETOPIはアカウントごとにフォローして、そのアカウントがポストする情報を受け取ることもできるし、トピックと呼ばれる情報のカテゴリーごとにフォローして情報を受け取ることもできるんです。情報の受け取り方が二通りあるってこと。
トピックは投稿のときに自由に設定できるので、現時点で1万以上あって、今日もどんどん増えてます。ニッチなトピックもあるので、自分のつぼにくるものを探してもおもしろいかも。
これだけあると「世界ヤバイ」みたいにおもしろい記事がありそうなトピックとか、「麻布十番ランチ」のような実用的なトピックもあったりしておもしろいですよ。
ランキング上位のアカウントの中からおもしろそうなアカウントを、知り合いのアカウントがあったらそれも、それからトピックの中から興味のあるトピック、例えば「iPhone」とか「ネットの話題」とかをてきとーにぽんぽんフォローしてくだけで、自分にとってのおもしろい情報が集まる場所「ダッシュボード」が作れます。
親指の動きでわかる精度の高い情報収集ツール
ぽちぽちといくつかフォローしたらダッシュボードを見てみましょう。ダッシュボードは画面の上のONETOPIのロゴのところをタップしていつでも簡単にアクセスできます。
このダッシュボード、投稿した人のコメントと、記事のタイトル、画像と引用テキストで記事の概要もざっとひとまとまりで見られるっていうところが地味にいい感じ。
それから、ONETOPIアプリでこのダッシュボードを見てると、Safariで見てるよりスクロールが軽くて快適だから一気にどばーってスクロールしたくなるけど、「おっ」「おっ」って気になるポストがあって少しスクロールしては止まり、スクロールしては止まりってなることが多いです。親指を上に弾いては止め、弾いては止めみたいな。
これはダッシュボードに自分のアンテナにひっかかる情報がたくさん流れてきてる証拠なのかなーって思ったり。みんながおもしろいと思ったことだけ流れてくるONETOPIならではの、精度の高い情報収集ができてるってことかもしれません。
簡単投稿がこのアプリの真骨頂!
このONETOPIアプリでぜひ紹介したいのがおもしろい情報を見つけたときの投稿方法。
ネットしてておもしろい情報を見つけたら、そのページのURLをロケーションバーからコピーして、アプリを切り替えてURLを貼ってタイトルを入力して...とかもうやってられるかー! ってなりますよね。
でもONETOPIアプリは煩わしい操作一切なしに、華麗にやってのけます。
こんな風っ。
例えば、ギズモードをパラパラ見ていてちょっと気になる記事を見つけたとします。
投稿したい記事を見つけたら、このページのURLをコピー。すると...
画面上部に通知バナーがくるっと登場! これをタップするだけで...いま読んでいた記事のURLとタイトルがONETOPIアプリの投稿画面にセットされるんです! ちょっと感動するくらい簡単だからみなさんちょっとやってみて。今やってみて。この挙動はこのアプリではじめて見ました。なるほどこれなら簡単。正直僕はおもしろくってこの動作だけ何回か繰り返しやって遊びました。
これ、iOSの仕様でONETOPIアプリを閉じてから10分間のみ有効なので、あれ? できないってなったらONETOPIアプリをもう一回立ち上げればOKです。
これだけじゃなく、コメントとトピックの入力も快適だし、Mac/PCのブラウザじゃないと手間になりそうな引用部分の選択もスマホで快適にできます。
画像はこんなふうに選ぶだけだし、本文のテキストも「ブラウザー」「テキスト」「段落」の3つから自分の使いやすい画面でコピーできるんです。ポンっとタップだけで済むお手軽簡単な「段落」がおすすめ。
あとはこの投稿内容をTwitterと、Facebookにもポストするか選んで投稿完了!
情報をONETOPIアプリに乗せて、コメントとトピックを乗せて、引用部分の指定までして投稿するっていうスマホだとちょっと煩雑かなーって思ってしまう作業を、うまーく簡単にできるようになっていてお見事です。
いかに簡単に投稿してもらうかを考えて考えて考えて作られてるなーって感じました。スマートさはピカイチです。(ピカイチって死語?)
ONETOPIを使いこなす
ダッシュボードと投稿がマスターできたらあとは楽しむだけ。あと3つ、ONETOPIを楽しむ要素をご紹介しましょう。
【1】リキュレーションとスターアイコンと一緒に投稿の左側にある行ったり来たりの矢印はリキュレーションのアイコン。タップすると人の投稿を自分の投稿として利用することができます。
ツイッターのリツイートみたいなもので、こちらは元の投稿そのままの形でさらに自分のコメントをつけることができるので、公式RTと非公式RTのいいとこ取り的な感じ。
スターはお察しの通りお気に入り的な意味合いのアイコンです。「あとで読む」的にスターするもよし、いい記事を見つけたらスターするもよしです。
【2】レベルアップが楽しい投稿をしたりスターをつけたりするとONETOPIの経験値(exp)が貯まっていきます。ONETOPIユーザー全体での自分の順位がわかったり、称号や熟練度の要素もあります。これがなかなかおもしろくって、はまっちゃう人も意外といるんだとか。
【3】キュレーター奨励金制度自分の投稿や、投稿一覧ページをどれだけの人が見てくれたかによって、ONETOPIから奨励金がもらえるのがキュレーター奨励金制度。
10PV(ページビュー)あたり1ポイント1円で、3000ポイント=3000円から払い出しができます。ONETOPIを使ってお小遣い稼ぎができちゃいますよ。
一石四鳥のソーシャルキュレーションツール
ネット見てておもしろい記事見つけてツイッターとかFacebookにポストするときに、ONETOPIを使って投稿すればツイッターとFacebookへの投稿が一回で済むし、経験値は貯まるし自分の投稿のPVが増えてお小遣い稼ぎもできるなんて、一石四鳥ですよ。なにこれめっちゃ捗るじゃないか...。
ツイッターやFacebook、RSS、いろんな情報収集の方法があるけど、ONETOPIもいい感じ。使い分けが大事でONETOPIは精度と濃度が高いですよ。あ、情報収集にはギズも忘れないで見てね。
これはもう前に紹介したときよりだいぶいい感じになってるなぁ。松葉さんにも教えてあげよ。「そんなのもう知ってるよ!」とか言われるかな。
※14時30分:記事を一部修正しました。
[ONETOPI]
(鈴木康太)