液晶ディスプレイ付きのキーボードというアイディアは今までにもありましたが、e-inkを代わりに使うというのはいいかもしれません。
デザインしたのは、Maxim MezentsevとAleksander Suhih。Kindleなどに使われているe-inkを使っているのが特徴です。キーボードにPhotoshopやWordなど使っているアプリケーションのショートカットが表示されます。自分でカスタマイズしたレイアウトやフォントを表示することもできます。
このアイディアは前からあったものとは言え、使えるレベルになったのはe-inkのおかげです。e-inkのいい所は、なんと言っても電池消費量が少ないことです。LEDのものでは考えられなかった、ワイヤレスキーボードも作ることができます。
またe-inkにとってはキーボードが良い相手です。e-inkはリフレッシュ速度で批判されがちです。でもキーボードだったらそんなにリフレッシュ速度も求められません。
キーボードとe-ink。お互いに良い相手に巡りあいましたね。商品化に期待です。
Jamie Condliffe(原文/mio)