なんとこの衣装は「叫び声」によってフィルムがスケスケになり、さらに衣装内部を照らすLEDによってその立体的なバストが浮かび上がる仕組みだからです。名付けて、「BACARDI SCREAMマシーン」! 実際の動きは動画でどうぞ。
10月26日(金)18:00からニコファーレにてバカルディがハロウィンイベント「SCREAM HALLOWEEN」を開催、実際に叫んでこの衣装をスケスケにできる上、バカルディのカクテルを無料で飲めちゃうというのですから、願ったりかなったり。こんなハロウィンを待っていました。ギズモード的にはバストもいいのですが、この裏に隠されているテクノロジーにも興味があるところ。この衣装は瞬間調光シート「ウムフィルム」を使用、電圧を印加することで瞬時に不透明から透明状態に変化させることができます。
手に持つステッキ状のものは集音マイクとカメラ、LEDフラッシュを装備。カメラで撮影した顔画像はニコファーレのスクリーンに大写しになり、マイクは叫び声の音量を計測すると同時に無線通信にて衣装に信号を送り、調光シートとLED照明を音量に連動させるという仕組。この仕組自体は Perfume「Spring of Life」の衣装インタラクションデザインを手がけたライゾマティックスが担当しています。
※Spring of LifeのLED照明は予め音楽に合わせてプログラム、有線通信で制御されていましたが、今回のバカルディ SCREAMマシーンは集音マイクで音量に連動、無線通信でLEDと調光シートを制御するように進化しています。しかも制御ユニットはバッテリーを含め、ポーチに入るサイズまで小型化。
LEDに照らされ、立体的に浮かびあがるバストの谷間はなんというか、神々しいですよ。気になる方は10月26日、ニコファーレでお試しあれ。
[BACARDI、Rhizomatiks、ウムフィルム、谷 真奈実]
(野間恒毅)