技術の進歩によって、義肢もまたすさまじい変化を遂げています。よりよい性能、より馴染むもの、より美しいもの。肉体とは違う何かで勝負する最新義肢を見てみましょう。
まずはトップ。
Bespoke Innovationsによる特注義足。Bespoke Innovationsは、義肢とは1つ1つ違い、カスタムメイド品が必要であり、そこに物としての美しさも存在すると早い段階で気づいた企業の1つだと言えるでしょう。義足をつけて戦場に出る兵士義肢をつけることになる切断という処置。しかし、切断=ハンディキャップを追うことになるという構図がくずれつつあります。義肢を身につけても戦場に出て行く事ができるという事実は義肢界にとっては素晴らしいことでしょう。また、義肢のおかげで昔ならば命を落としていた兵士も一命をとりとめることができるようになりました。湾岸戦争の頃と比べて、再び戦場にでていく兵士の割合が2%から16%にまであがっています。
Joanna M Hawley氏によるデザインの義足。米国のデザイナー、チャールズ&レイ・イームズのデザインをヒントにして作られました。
3Dプリントされた脚
Scott Summit氏の作品。
アスリートでもあり、スーパーモデルでもある彼女。義足は「Cremaster Cycle」より。
アウトフィットとフィートをかけたOutfeet(アウトフィート)。
義肢には義肢のデザインを。人の身体をコピーしなくなってきています。
両足義足のOscarさん。実は彼カーボンファイバーの義足と共に、健常者よりも速く走ることができるのです。
そうこ(Oobject.com 米版)