全日本模型ホビーショーの初日、タミヤさんがブースをUstreamで紹介。移動しながらのライブ中継だったため、ノートPCを昔ながらの駅弁売り風の台に載せてましたけど、その台がなんと手作り。通信機器はノートPCにくくりつけ、USBカムで撮影。音声はハンディマイクで拾い、オールインワン設計。これは便利そうですよ。
タミヤさんではミニ四駆大会やラジコン大会などライブ中継をはじめてます。往年の名作、「タミヤRCカーグランプリ」をUstreamで復活して欲しいですね。
エアライン萌えな人のオススメしたいのが、IWAYA SUPER SOUND AirPort。空港ジオラマモデルで、1/600スケールのダイキャスト製飛行機が付属し、さらにLED点灯にサウンド再生が楽しめます。ターミナルセットでは空港内アナウンスやキャプテンと管制官の交信、エンジン始動音、キャプテンとグランドの交信、タクシーウェイセットではキャビンアテンダントのアナウンス、エンジンサウンド、キャプテンとタワーの交信が楽しめます。臨場感あふれてますよ。飛行機といえば空を飛ばせるゴム動力も健在。ユニオン・モデルさんからは新製品の展示、さらに最近流行りのキャパシタに電気を貯めてモーターを駆動するものも参考展示されていました。
ラジコンカーのドリフトをリアルに演出する「男の現場」シリーズはABCホビーさん。
ガードレールからコーナーミラー、工事現場によくあるドラム缶やA型バリケード、標識など。もちろんパイロンもあります。
ファインモールドさんからは工作機械「立型マシニングセンタV33i」など大人の社会科見学シリーズ。万能フライス盤 デッケルFP1もあります、ってニッチすぎてよくわかりません。しかし何かこれは凄い、と伝わってくるものがあります。ハセガワさんからはマクロス・バルキリーのタマゴ飛行機。考えてみれば今までなかったのが不思議なくらいしっくりきますね。このプロポーションでガウォーク、バトロイドがあると楽しいですね。そんなタマゴ型のパトレイバーがこちら、コトブキヤさんのD-STYLEシリーズ。これはカッコカワイイ。
宇宙も盛り上がってますよ。小惑星イトカワとハヤブサ、HTV 宇宙ステーション補給機やひまわり、あかつきにイカロスまで、ニッチに強いアオシマさんから。
サターンVロケットに至ってはパズルになっちゃいました。今回の全日本模型ホビーショーで目立ったのは「完全新金型」のポップ。今までになかった、もしくは現代の技術で作り直したものがメジロ押しです。個人的には情景モデルの定番、日本の城が盛り上がって欲しいですね。ところで天守閣は確かによく再現されているのですが、どうにもその土台となる石垣が適当なんです。きちんと再現されていないというか、どうもみんな興味ないみたいですね。完全新金型で日本の名石垣シリーズ、とか出してほしいなあ。
ということで、全日本模型ホビーショーレポートでした。その他は写真ギャラリーにてどうぞ。
[tamiyainc、Super Sound Air Fleet、ユニオン・モデル、ファインモールド、たまごひこーきWeb、青島文化教材社、コトブキヤ]
(野間恒毅)