1年半の夢を温めました!
あくまでも幻のコンセプトモデルという位置づけではあるそうですが、このほどMozilla Labsが公開したAndroidベースのスマートフォンは、本当に発売されれば世界最強性能になること間違いなしですよ。
昨年明けより多くのコミュニティーユーザーのアイディアを募集して、デザイナーのビリー・メイさんが新たにコンセプトシリーズとして作品に仕上げた「Seabird」は、一見するとスタイリッシュなデザインの8メガピクセルカメラを搭載したタッチパネルスマートフォンなのですが、背面のBluetoothドングルを取り外すと、ディスプレイの3Dリモコン操作が可能なヘッドセットになっているほか、デスクトップにセットすれば、ピコプロジェクターで投影されるバーチャルキーボード&トラックパッドでノートPC並みの快適入力をサポート。そのまま壁面に大画面の液晶モニターを投影してしまえば、960×600ピクセルという解像度でPCも顔負けのワークスペース環境が出現しちゃいますよ。
Seabirdのデザインプロジェクトの末尾には、はっきりと「これは主にFirefoxユーザーからのフィードバックを集めた夢のコンセプトデザインであり、Mozillaが携帯電話のハードウェア製造を手がける計画は現時点ではありません」といった記載があるんですけど、そこはなんとか夢を現実の形に変えてほしいところですよね。あの噂のFacebookフォンなんかよりも魅力的過ぎですよ...
[Billy May via Mozilla Labs via TechCrunch]
Rosa Golijan(原文/湯木進悟)