これでも、まだ赤ちゃんなんですね…
先日、米国海軍は巨大なレールガンで10メガジュールの発射試験を完了したそうです。それは、かつて初めてと言ってよい1秒あたり8270フィートの速度で発射体を発火させたもので、驚くべき5640mphをたたきだしました。でも、それはレールガンの潜在的パワーのたったの3分の1の威力だったそうです…。
それでは、もう一つのビデオではセッティングの様子もお見せしたいと思います。
うぉー。強烈なので、納得いくと思いますが、米海軍はレールガンが従来のものよりも軽く電磁気で連発させているので、大きくて危険な爆発物を山のように保管しておく必要がなくなるという利点から、研究を進めているようです。全てはより軽い船とより破壊力のある船を育てるための研究なのです。
この戦闘に即応できるレールガンは、5m先のターゲットにマッハ5の発射体を200マイル方向で、かなり正確に発射することができるそうです。また、ある意味恐ろしいですが、今回、海軍水上戦センターのダールグレン分艦隊で実施されたテスト発射では、潜在的に32メガジュールの威力がある銃を使用したのですが、それは海軍が最終的にその兵器の威力として設定している64メガジュールのたったの半分だそうです。
ビデオを見たら、もう十分でしょ…と感じる破壊力が、ますます凄くなるってことですよね。きっと、近い将来に、更にすごいビデオをお見せすることになるのではないかと…。
[Navy Times and Danger Room]
KIT EATON(原文/junjun)
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p.s. レールガン発射部分の誤植を一部修正しました。ご指摘のコメントありがとうございます!