ブックワームのひとりごと

読書中心に好きなものの話をするブログです。内容の転載はお断りします。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

人を耕して何かを倒せ 『ひとたがやし』感想

『ひとたがやし』をクリアしました。 ひとりぼっち惑星からずいぶん経ってしまいました。ゲームをプレイするのが遅いから……。 play.google.com ゲーム概要 フリック操作を駆使して人を栽培し、「なにか」と戦わせるダークなミニゲームアプリ。「なにか」を倒…

これが王妃の薔薇色の人生 桜庭一樹『GOSICK7 薔薇色の人生』感想

『GOSICK7 薔薇色の人生』を読みました。 間が空いてもなんとなく話を覚えてるからありがたいです。わかりやすいってことなのかな。 GOSICK VII ──ゴシック・薔薇色の人生── (角川文庫) 作者: 桜庭一樹 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2012/0…

少女を乗せてタクシーで逃避行 原田宇陀児『風に乗りて歩むもの』感想

一巻完結ライトノベルをぼちぼち読むキャンペーン中です。 そんな中の一冊『風に乗りて歩むもの』を読みました。 風に乗りて歩むもの (ガガガ文庫) 作者: 原田宇陀児,ringo 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2009/12/18 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: …

無印良品 果汁100%ソーダ洋梨を飲んだレポ

無印良品の果汁100%ソーダがおいしかったのでレポ。 賞味期限が近いらしく、半額の100円でたたき売りされてたんですが、確かに200円の価値はありました。 無印良品 果汁100%ソーダ 洋梨 350ml×10 出版社/メーカー: 無印良品 メディア: そ…

時間の感覚が薄い人に 砂時計を使った時間の管理レポート 

アスペルガーの人は時間を守るのが苦手な人が多いと言われています。 目の前のことに集中しすぎて時間を忘れたり、時間を含めて量の感覚がつかみにくいところに原因があるそうです。 で、その改善方法の一つに「砂時計を使う」というのがあるそうな。 早速や…

大切なことはすべて暗殺が教えてくれた 松井優征『暗殺教室』全巻読んだ感想

『暗殺教室』をコミックレンタルでぽちぽちと読んでいました。 ようやく完結まで読んだのでその感想です。 暗殺教室 コミック 全21巻完結セット (ジャンプコミックス) 作者: 松井優征 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/07/04 メディア: コミック この商…

運命の輪でつながれた少年少女 幾原邦彦・高橋慶『輪るピングドラム 中』感想

『輪るピングドラム 中』を読みました。 ネットではわかりにくいけれど相変わらず装丁が豪華ですね。かっこいい。 輪るピングドラム 中 作者: 幾原邦彦,高橋慶,星野リリィ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/10/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購…

審神者が書く『図説 百鬼夜行絵巻をよむ』感想

『図説 百鬼夜行絵巻をよむ』を読んでました。 そもそもはWikipediaの付喪神の項目に参考文献として載っていて、そこから図書館で取り寄せたものです。 これがなかなか興味深い内容で、審神者(刀剣乱舞のプレイヤー)から見た感想を書きます。 図説 百鬼夜…

秘境で「わたし」が見たものとは!? 田中ロミオ『人類は衰退しました 未確認生物スペシャル』感想

やったー!人類は衰退しましたの新刊だ!!これでままならない人生を強く生きられる! というわけで『人類は衰退しました 未確認生物スペシャル』を読みました。 人類は衰退しました: 未確認生物スペシャル (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ 出版社/メーカー: …

【ダイマ】『王女コクランと願いの悪魔』がKindleでセールだよ

『王女コクランと願いの悪魔』がKindleでセールなことに気が付きました。 この作品がとても好きなので、モロにマーケティングするために記事を書くよ! 王女コクランと願いの悪魔 (富士見L文庫) 作者: 入江君人,カズアキ 出版社/メーカー: KADOKAWA/富士見書…

将軍の正室となって国を動かせ 宮尾登美子『天璋院篤姫 上』感想

世界史は好きなんですが日本史には苦手意識があります。 そんな私が『天璋院篤姫』を読みました。あまり日本史はよくわかってないのでそういう人の感想としてお読みください。 新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) 作者: 宮尾登美子 出版社/メーカー: 講談社…

8つの不思議な恋をまとめたアンソロジー 大森望編『不思議の扉 ありえない恋』

『不思議の扉 ありえない恋』を読みました。 「時をかける恋」が面白かったのでこっちも読んでみることに。 不思議の扉 ありえない恋 (角川文庫) 作者: 大森 望 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/02/25 メディア: 文庫 …

人の心とあやかしが交わり人をたぶらかす  『モノノ怪』感想

『モノノ怪』を見ました。 怖かった……。 モノノ怪+怪?ayakashi?化猫BOX [Blu-ray] 出版社/メーカー: 角川映画 発売日: 2011/04/06 メディア: Blu-ray 購入: 2人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (10件) を見る あらすじ 奇妙な格好をした薬売り。彼は…

ソマリアに恋してソマリアに傷つき 高野秀行『恋するソマリア』感想

『恋するソマリア』を読みました。 ワセダ三畳青春記を読んで興味を持ったので手に取ってみました。 恋するソマリア 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/01/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る あらすじ 「アフリカ…

ピアノ曲をめぐる短編集 森絵都『アーモンド入りチョコレートのワルツ』感想

一時期ピアノに関する小説を探してたんですけど、この作品を早く読めばよかったです。 『アーモンド入りチョコレートのワルツ』を読みました。 アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫) 作者: 森絵都 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2005/06/25 …

プレゼントをくれる人が怖い

私は、プレゼントをもらうのがあまり好きではありません。 昔は好きだったんです。しかし、修学旅行でクラスメイトに塾にお土産を買っていくかどうかの話になったんです。塾は個人経営で、二つの学校の子供たちが通っていました。 同じ塾に通っている人で割…

政治家、ゴジラという災害に立ち向かう 『シン・ゴジラ』感想

混むのが嫌だから流行っている映画は落ち着いてから見てしまいます。 そんなわけで今『シンゴジラ』を見に行ってきました。 周りに一人映画館のお兄さんばっかりで逆に気楽でした。私も一人映画だから……。 『シン・ゴジラ』予告2 あらすじ 東京湾に現れた謎…

退屈嫌いの少女、正妃になる 酒見賢一『後宮小説』感想

ハーレムが好きです。モテモテな意味じゃなくて、歴史的なものとしての後宮。 今日は『後宮小説』を読みました。 爽やかな下ネタだった……。 後宮小説 (新潮文庫) 作者: 酒見賢一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1993/04/25 メディア: 文庫 購入: 8人 クリ…

2016年4~9月感想記事から選ぶマイベストムービー7選

今回は、こっちの記事の映画版です。 honkuimusi.hatenablog.com DVDも映画館で見たものもごちゃまぜになっていますがお許しください。

原作の雰囲気を踏襲したノベライズ 幾原邦彦・高橋慶『輪るピングドラム 上』感想

『輪るピングドラム 上』を読みました。 原作のアニメを見たのはずいぶん前なんですが、ファンの間で評価が高いノベライズと聞いて手に取ってみました。 輪るピングドラム 上 作者: 幾原邦彦,高橋慶 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2011/07/04 メディア: …

何事も暴力で解決するのが一番だ『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』感想

刀剣乱舞花丸を目当てにdアニメに入った審神者のかずらです。 せっかくなのでいろいろ見ていこうと思い『Thunderbolt Fantasy』を見ました。 しかしブログのカテゴリに悩みます。人形劇ってこの作品しかないぞ。とりあえずアニメ感想でいいですか……。 Thunde…

日常に笑いを見出す創作落語の世界 中島らも『牛乳時代 らも咄』感想

中島らもの『牛乳時代』を読みました。 中島らもの創作落語を集めた本です。 牛乳時代―らも咄 (角川文庫) 作者: 中島らも 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1996/05 メディア: 文庫 クリック: 10回 この商品を含むブログ (55件) を見る 書籍概要 コピーラ…

2016年4月~9月までの感想記事から選ぶマイベストブック7選

ブログを初めて半年ほど経ったので、感想記事からお気に入りの本をまとめてみました。 2016年と言いつつ、新刊をあまり読んでないので2016年に発行されてるものはほとんどないです。すみません。 映画や漫画もやれればいいなと思います。

「アラサー女子」とつければブログっぽいタイトルになるのか問題

いろんなブログを見て思うのは、なぜかタイトルに「アラサー女子」とついているブログが多いことです。 婚活なら年齢がかかわってくるからわかるんですけど、料理ブログとかIT技術ブログとかにつけるのはなぜなのだろう……と思う一方、「アラサー女子」とつい…

ロボットと人間は家族になれるか 秋山瑞人『鉄コミュニケイション2 チェスゲーム』感想

『鉄コミュニケイション2』を読みました。 ロボットものって結構人間とそう違わないロボットが出てきたりするんですが、この作品は人間とロボットの違いを深く描いていて面白かったです。 鉄(くろがね)コミュニケイション〈2〉チェスゲーム (電撃文庫) 作者…

(function($) { $(".menu-toggle").on("click", function() { $(".main-navigation").toggleClass("toggled"); }); })(jQuery);