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仕事がはかどるスーパーアプリ Lark(ラーク)とは?便利な機能や料金も紹介

著者:情シスマン
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現代の企業ではさまざまな業務ツールが利用されています。メールやカレンダー、Web会議、チャット、ワークフロー、勤怠管理などが挙げられますが、それぞれツールがバラバラになってしまうということも少なくありません。

そういった課題を解決するため、グループウェアあるいはコラボレーションツールといったものが存在します。複数のツールをひとつのプラットフォームにまとめたもので、最近ではほとんどの企業が何かしらのグループウェアやコラボレーションツールを導入しています。

有名どころだと Google Workspace や Microsoft 365、サイボウズ Office などがありますが、最近注目されているのが「Lark(ラーク)」です。

「スーパーアプリ」とも呼ばれる Lark(ラーク)ですが、一体どんなツールなのでしょうか。本記事では、気になる機能や料金、メリット・デメリットまで解説していきます。

※USEN GATE 02 を運営する株式会社USEN Smart Worksは Lark の公式セールスパートナーです。

Lark(ラーク)とは?

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Lark のロゴ

Lark とは、ビジネスに必要な機能をオールインワンで提供する次世代コラボレーションツールです。メールやチャット、カレンダー、ビデオ会議、文書作成、タスク管理など、バラけてしまいがちだった業務ツールが一元化されており、さまざまな機能をひとつのプラットフォームで利用することができます。

グループウェアに代表されるコラボレーションツールはほかにも数多く存在しますが、Lark はモバイルファーストで開発されている点でほかと大きく異なっています。

現代はスマートフォンで仕事をする機会が増えましたが、一方で「業務ツールのスマホ版アプリ」はその利便性が時代に追いついておらず、結局PCを開いてしまうという煩わしい体験をしたことのある方も少なくないと思います。その点 Lark は最初からスマホでの利用が想定されているため、スマホ版アプリでも高いユーザビリティを実現しています。

Lark(ラーク)の運営会社は?

Lark はシンガポールに本社を置く Lark Technologies が提供しており、日本国内ではLark Japan株式会社によって運営されています。

Lark(ラーク)の7つの機能を知ろう

まさにビジネスにおける「スーパーアプリ」と言える Lark ですが、具体的にどういった機能があるのかをご紹介します。

コミュニケーション機能

  • Lark メッセージ
  • Lark メール

予定・タスク管理

  • Lark カレンダー
  • Lark タスク

ビデオ会議・自動文字起こし

  • Lark ビデオ会議
  • Lark Minutes

文書作成・表計算・データベース

  • Lark Docs
  • Lark Sheet
  • Lark Slides
  • Lark Base
  • Lark Wiki

社内ポータル・ヘルプデスク

  • Lark ワークプレイス
  • Lark ヘルプデスク

電子稟議・勤怠管理

  • Lark 承認
  • Lark 勤怠管理

管理者画面

  • 管理コンソール

それぞれ簡単に解説していきます。

コミュニケーション機能

Lark メッセージ

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Lark メッセージの実際の画面

Lark メッセージはいわゆるチャット機能です。音声通話やビデオ通話も可能で、以下で紹介するあらゆる機能と連携しています。社内のコミュニケーションはある程度 Lark メッセージで完結するため、煩わしいメールのやりとりやツールの行き来も必要なくなります。

Lark メール

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Lark メールの実際の画面

Lark メールはその名の通りメール機能です。Lark 公式のメールサーバーも使用できますし、既存のメールサーバーで受けるメールを Lark メールで閲覧・管理・送受信することも可能です。

予定・タスク管理

Lark カレンダー

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Lark カレンダーの実際の画面

Lark カレンダーは予定を管理するツールです。自身の予定はもちろん、同僚と予定を共有できます。Lark ビデオ会議と連携することで、カレンダーからそのままビデオ会議に接続することができます。

Lark タスク

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Lark タスクの実際の画面

Lark タスクではタスク管理や割り当て、進捗管理ができます。もちろん同僚とリアルタイムで共有することも可能です。

ビデオ会議・自動文字起こし

Lark ビデオ会議

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Lark ビデオ会議の実際の画面

Lark ビデオ会議はWeb会議ツールです。Lark カレンダーや Lark チャットなどと連携することで、シームレスにビデオ会議に接続することができます。また、リアルタイム自動翻訳機能も付いています。

Lark Minutes

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Lark Minites の実際の画面

Lark Minutes では映像や音声の文字起こしが可能です。Web会議やオンライン研修の議事録作成などに活用できます。生成されたテキストにコメントやリアクションを残すといったことも機能もあります。

文書作成・表計算・データベース

Lark Docs

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Lark Docs の実際の画面

Lark Docs は文書作成ツールです。Microsoft Word や Google ドキュメントと近しい機能で、Word との互換性があり、インポート・エクスポートが可能です。

Lark Sheet

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Lark Sheet の実際の画面

Lark Sheet は表計算ツールです。Microsoft Excel や Google スプレッドシートと近しい機能で、Excel との互換性があり、インポート・エクスポートが可能です。後述する Lark Base との連携も可能で、社内のデータ活用を促進することができます。

Lark Slides

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Lark Slides の実際の画面

Lark Slides はプレゼンテーション機能です。Microsoft PowerPoint や Google スライドと近しい機能で、PowerPoint との互換性があり、インポート・エクスポートが可能です。

Lark Base

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Lark Base の実際の画面

Lark Base は主にデータを管理・分析するためのツールです。Lark Sheet と連携したり、Excel からインポートすることで、それらのデータを見やすい形で可視化してくれます。ダッシュボード形式への変換も可能なほか、アンケート機能やワークフロー機能も付いています。

Lark Wiki

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Lark Wiki の実際の画面

Lark Wiki はナレッジ共有ツールです。多様なフォーマットが用意されているため、バラバラになりがちな社内情報を一元管理することができます。

社内ポータル・ヘルプデスク

Lark ワークプレイス

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Lark ワークプレイスの実際の画面

Lark ワークプレイスは社内ポータル機能です。社内でよく使われるアプリ・ツールのリンクを置くことができるため、Lark に導線を集約できます。用途や種類に応じたカテゴリー分けやユーザー・部門ごとの表示ルール設定が可能なため、従業員の業務内容に適したポータルを設計することができます。

Lark ヘルプデスク

Lark ヘルプデスクは社内の依頼ごとや申請などの窓口となる機能です。「自社プロダクトの仕様について確認したいが、どこに聞けば良いか分からない」「PCが動かなくなってしまったが、だれに相談すべきか分からない」など日常業務の困りごとは、まずは担当者を探さなければならないという状態になりがちですが、Lark ヘルプデスクではそれらの窓口を集約することができます。

電子稟議・勤怠管理

Lark 承認

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Lark 承認の実際の画面

Lark 承認は稟議機能です。さまざまなテンプレートが用意されており、経費精算や休暇、ファシリティ利用などの稟議ワークフローを構築することができます。もちろん自由にカスタマイズすることも可能です。

Lark 勤怠管理

Lark 勤怠管理はその名の通り勤怠管理ツールです。一般的な打刻や休暇・残業を管理する機能を有しています。

管理者画面

管理コンソール

法人利用に適した管理コンソールももちろん用意されています。これまで紹介した各機能の細かい設定や権限管理、セキュリティ機能のコントロールを行うことができます。

Lark(ラーク)の料金は?

3つのプラン

Lark には以下の3つのプランが存在します。

  • スターター
  • プロ
  • エンタープライズ

スターターは無料で使うことができますが、機能は一部制限されるため、お試しプランと言えるでしょう。プロとエンタープライズは有料プランですが、公開されている料金はプロのみです。

スターター

プロ

エンタープライズ

月額料金

無料

¥1,420 / 1ユーザー

要問い合わせ

※価格はすべて税抜きです。

例えば従業員が100名の企業でプロを導入した場合、1,420 × 100 = 142,000円が月額費用となります。

詳しい見積もりやエンタープライズの料金が気になる方は以下へお問い合わせください。(サービスは「その他」をご選択の上、備考に「Lark」とご記載ください。)

無料プランと有料プランの違い

Lark では無料プランが提供されていますが、有料プランを導入する企業も増えています。どのような違いがあるのか、3つのプランの主要機能を比較してみます。

項目

スターター(無料)

プロ(有料)

エンタープライズ(有料)

ユーザー数

50

500

無制限

共有ストレージ

100GB

1TB

10TB

ビデオ会議の時間制限

60分

24時間

24時間

メール用ストレージ容量

200GB

5TB

無制限

高度なユーザー権限管理

×

シングルサインオン(SSO)

×

×

やはり一番大きな違いはユーザー数です。従業員が51名以上で全社導入する場合は有料プランが必須になります。プロは一気にユーザー数が増えるため、中小企業であればまずこちらから始めてみると良いでしょう。共有ストレージも通常利用には申し分ない容量です。エンタープライズは最上位プランなだけあり、あらゆる機能にほとんど制限がなく、シングルサインオンも使用できます。

セキュリティは大丈夫なの?

データ保護・情報セキュリティの認証を取得

Lark は、以下に代表されるさまざまなデータ保護・情報セキュリティの認証を取得しています。

特に ISO/IEC は国際規格のため、信頼できるものと言えるでしょう。

AWS の日本リージョンを使用

Lark の基盤は AWS 上に構築されており、日本ユーザーのデータは主に日本リージョンに保存されるようです。AWS は世界最高峰のセキュリティを誇るプラットフォームのため、インフラ周りは特に安全性が高いと言えます。

Lark(ラーク)のメリット・デメリット

Lark(ラーク)のメリット

一般業務は Lark だけでまかなうことができる

ビジネスにおける一般業務のほとんどは Lark でまかなうことができます。他のコラボレーションツールやグループウェアでは「メールやカレンダーは使えるけどWeb会議は使えない」「Web会議やチャットは使えるけどワークフローはない」といった具合に、痒い所に手が届かないことがよくあります。その点 Lark は機能が広範なため、わざわざ複数のツールを組み合わせずに済みます。

スマホ利用にも適している

Lark は最初からモバイルファーストで開発されているため、スマホでも非常に使いやすい設計になっています。外出先での業務が多い会社にとっては大きなメリットとなるでしょう。

Lark(ラーク)のデメリット

無料プランには限界がある

従業員が50名以下であれば無料プランを使い続けるというのも選択肢のひとつです。しかし、「共有ストレージが100GBかつストレージを追加購入することもできない」「ビデオ会議の制限時間が60分」など、細かい機能制限が多々あります。便利であるが故に Lark の使用頻度・範囲が増えていくと、これらの制限はストレスになるでしょう。

従業員が51名以上であればそもそも無料プランを使うことはできないため、注意してください。

まとめ

Lark はビジネスに必要な機能をオールインワンで提供する次世代コラボレーションツールです。無料プランもありますが、本格的に使っていくには有料プランが必要になるでしょう。

USEN GATE 02 では Lark 有料プランのご提案をしています。プロまたはエンタープライズについてもっと知りたい、見積もりが欲しい、という方はぜひ以下よりお問い合わせください。(サービスは「その他」をご選択の上、備考に「Lark」とご記載ください。)

※USEN GATE 02 を運営する株式会社USEN Smart Worksは Lark の公式セールスパートナーです。

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