2025年1月7日、AMDは現在開催中のCES 2025においてデスクトップPC向けの最新CPUとなる「AMD Ryzen 9 9950X3D」と、ノートPCなどのモバイル機器向けの最新CPU「"Fire Range" HX3D」を発表しました。
デスクトップとノートPC向けにそれぞれAMDの最新CPUがやってくる

CESの壇上には同社の副社長であるJack Huynh氏が登壇し、AMDの新たなるデスクトップPC向けのCPUとして「AMD Ryzen 9 9950X3D」を発表しました。

スペックとしては16コアを持ち、5.7GHz駆動、そして144MBのキャッシュ領域を持つとのことです。

現在の同社のCPUの最新モデルである「AMD Ryzen 9 7950X3D」と比較したところ、40以上のゲームで平均8%の動作速度向上がみられたとの事です。

「AMD Ryzen 9 9950X3D」は2025年3月に市場に投入される予定です。

また、「"Fire Range" HX3D」と呼ばれる、同社の「AMD Ryzen 9」シリーズCPUの遺伝子を継ぐノートPCといったモバイル機器向けのCPUの発表も行われました。

「"Fire Range" HX3D」の実物を掲げ、笑みを浮かべるJack Huynh氏。

こちらもノートPC向けとしてはゲーミング用途での相当パワフルなCPUになるということで、ノートPCの愛用者にとっては新たな選択肢となるのではないでしょうか。市場への投入は2025年上半期が予定されています。