tetrafaceは3DCGモデリングソフト「Metasequoia 4」のVer4.9.0をリリースし、Standard版相当の機能を無償化したことを発表しました。
20年販売続くモデリングソフトが大幅機能無償化!
「Metasequoia」は1999年から20年以上の長きにわたって販売が続くポリゴンベースの3DCGモデリングソフト。作業効率とデータ可搬性を重視し、趣味から業務まで幅広い層での利用を想定して設計されています。
これまでは機能制限付きの無償版、Standard版、入出力形式の拡張といった機能強化を含むEX版の3エディションを提供していましたが、今回のVer4.9.0からStandard版相当の機能を無償化。これに伴いStandard版ライセンス、EX版アップグレードの販売終了とEX版新規購入価格の改定が行われています。
業界や界隈の趨勢を鑑みての方針変更
これによりボーンやモーフ、パストレーシングレンダリング、プラグイン、Pythonスクリプトといった機能が、商用・非商用、目的を問わず無償で利用できるようになるとのこと。公式Xでは業界や界隈の趨勢を鑑みての方針変更であるとの理由も語られています。なお、無償利用時はこれまでのStandard版と完全に同じものではなく、EXでしか利用できない機能のボタン等を非表示にできないなど細かな違いがあることもアナウンスされています。
「Metasequoia 4」は公式サイトにて無料でダウンロード可能です。EX版ライセンスは12,100円で販売中。無償版との機能差はエディション間比較ページでご確認ください。
¥13,200
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)