●LaPS4: 95/100(PS4)
- 『FFXV』は2016年で最も記憶に残るゲームになる。これまで見てきたどのシリーズ作品とも違った内容でありつつも、真にトラディショナルと言える仕上がりだ。最先端のアート、オーディオ、ビジュアル、そしてファンに向けたリスペクトは凄まじく、たくさんの要素やシークレットを備えた巨大な世界に生命感をもたらしている。もちろんリニア的な部分もあるが道理にかなっているものだ。戦闘や召喚システムなど論争の的になる問題もあるが、プレイに慣れ親しんだゲーム終盤にはソリッドな仕上がりに感じられるだろう。さあ、変革を受け入れよう。JRPGの王者が舞い戻ってきたのだ。
●GamesBeat: 90/100(PS4)
●Destructoid: 90/100(PS4)
●GamesRadar+: 90/100(PS4)
- もし今作に失敗があったとしても、素晴らしいオープンワールドとスピーディーな戦闘、そして人間味溢れる4人の主役達は『FFXV』を目を瞠るほど魅力的な冒険譚として描いている。
- 今作は古参ファン、新規プレイヤー共に失望させる内容が含まれているが、それもまた古典的RPG風の冒険に刺激を与え、将来のシリーズ作品にも影響を与えてくれることを願う。『FFXV』の疑問が浮かぶ選択肢には困惑させられるが、全体的には見逃している部分も残る。それは私が愛してきたエネルギッシュな魅力と思いやり、仲間との絆、友情、そして古さと新たな正しさに満ちたフォーミュラを抱える、冒険の物語だ。
●Game Informer: 85/100(PS4)
- グラフィックス: カメラのトラッキングにはたまに問題が見られるが、そのアクション性には目を瞠るものがあり、優れたアニメーションで動くキャラクターに巨大な敵、素晴らしい武器演出を味わえる。
- サウンド: 特定のロケーションで聞くメロディー(特にドライブイン)はひどく悪印象で、世界観の本質を捉えられない。新たなオーケストラルな戦闘BGMは更に良くなり、旧『FF』シリーズの楽曲で彩られる長い運転中のBGMも良質に仕上げられている。ボイス面に関しては一級品だ。
- プレイしやすさ: 戦闘は魅惑的なゲームプレイとRPGとして慣習的な部分の融合である。どの戦闘も迫力があり、プレイヤーのスキルを試してくる。ドライブはほとんどプレイできないほどひどい。
- エンターテイメント性: 『FFXV』はオープンワールドでのナビゲーションに苦戦しているが、ストーリーテリングや戦闘、自由度において成功を収めている。釣りすらも楽しい。
- リプレイ性: それなりに高い
- 今作には素晴らしい点、ノクティスと仲間たちの絆を始めとした心温まるような要素がたくさん揃っている。ちょっとした変更点と妥協案も見受けられ、長らく『FF』シリーズを愛してきたファン達にとっては受け入れ難い部分もあるかもしれない。
●The Daily Dot: 80/100(PS4)
●GameSpot: 80/100(PS4)
- 良い点
- 美しく忘れ難い、印象的なオープンワールド
- スピーディーかつ流れるような戦闘システム
- 魅力的なモンスター達
- ゲーム終盤のチャレンジ要素のやりがい
- 驚きのないプロット
- 薄っぺらいキャラクター達
- アストラルの召喚が無駄に難しい
悪い点
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人気RPGシリーズ最新作『FINAL FANTASY XV』の海外レビューをお届けしました。MetacriticでのPS4版平均スコアは86点(総レビュー数27件)。Xbox One版平均スコアは本記事執筆時において未算出です。
30件近くに上るレビューの中で、現段階での最低点数は80点、最高点数は95点と総合的に高評価。『FF』フランチャイズならではの魅力とシリーズに変革をもたらす新たなエッセンスは好評で、大多数のレビューで『FF』としての楽しさと新鮮さに太鼓判が押されていました。こちらも現在未掲載ですが、今後寄せられるであろうユーザーレビューにも期待したいところです。
『FINAL FANTASY XV』は2016年11月29日より国内外で発売中。価格は8,800円(税別)です。