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函館の水産物卸「渡辺商店」に破産開始決定、負債2億円

函館の水産物卸「渡辺商店」に破産開始決定、負債2億円

官報によると、北海道函館市に本拠を置く水産物卸の「株式会社渡辺商店」は、6月19日付で函館地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。

1951年に設立の同社は、百貨店の催事やホテル・土産物店などを取引先として、昆布・わかめ・さきいか・塩辛などの海産物や水産土産物の卸を主力に事業を展開していました。

しかし、仕入れ価格の高騰による採算の悪化に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による取引先の営業自粛で売上が急減したため、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。

負債総額は約2億円の見通しです。

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