新年、あけましておめでとうございます。
日頃より、川崎フロンターレに熱いご声援と多くのご支援を賜りまして誠にありがとうございます。

来る2025シーズン、トップチームは8年ぶりに新監督を迎えての戦いとなります。昨シーズンはなかなか思うような戦績があげられず苦しい時期もありましたが、9月に始まったAFCチャンピオンズリーグエリート2024/25のリーグステージでは、年内の試合を3連勝で締めくくるなど、今シーズンにつながる戦いぶりを見せてくれました。2月から再開するACLエリートはもちろんのこと、国内のリーグ戦、カップ戦においても、これまで築き上げてきたフロンターレらしいサッカーをより進化させ、タイトル奪還を目指してまいります。

アカデミーにおいては昨年夏のクラブユース選手権でU-18が準優勝、U-15生田が初優勝とすばらしい成績を収めました。また、U-18からトップチーム昇格が1名、大学経由でのトップチーム加入が1名と、選手育成の面でも成果を出し続けています。今シーズンはトップチームとのコーチングスタッフの入れ替えもありますが、これを生かして、より一層トップチームとアカデミーがサッカー観を共有し、将来を視野にいれたチーム強化に取り組んでまいります。

事業面では、再編整備事業を請け負っております富士見公園において、主要施設の工事が完了し、昨年10月にリニューアルオープンを迎えることができました。2015年より富士通スタジアム川崎（旧 川崎球場）を含む富士見公園南側エリアを指定管理者として運営してまいりましたが、この10年間の経験を生かしてこれまで以上に魅力的な場所となるよう努めてまいります。Anker フロンタウン生田、フロンタウンさぎぬまも含めた3施設を軸に、サッカーの試合以外の場面でも地域の皆様にスポーツや交流の場を提供すると共に、フロンターレや川崎市の魅力を発信していきたいと考えております。

最後になりますが、我々のミッションである「スポーツの力で、人を、この街を、もっと笑顔に」を、今年も皆様の日々の生活の中で実現できるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。2025年も熱いご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2025年1月1日
株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長　吉田明宏