能登半島地震やパリオリンピック・パラリンピックなど印象的な出来事が多かった2024年。X(旧Twitter)上でもさまざまな投稿が話題となり、中には数万にも及ぶ人からリツイートされる“バズる”体験をした人がいる。
ただ、“バズった”人は一握りで「実際バズったらどんなことが待ち受けるのか」は経験したものにしかわからない。2025年を迎える前の締めくくりとして、バズるとどのようなことが起こるのかを今年の“体験者”に聞いた。
目を疑う!?インコがズラリ
2024年9月、16羽のインコのびっくりな光景がX(旧Twitter)に投稿され話題となった。
この記事の画像(7枚)「今日のカーテンも大人気」というコメントと共に投稿されたのは1枚の写真。カーテンレールの上に10羽のインコが並んでいるほか、カーテンの隙間にも6羽のインコがすっぽり収まっている。
これは47羽(取材当時)のインコと暮らす飼い主のおぎゃんさん(@tomimomen)が、リビングでコザクラインコ組の放鳥中に撮ったもの。2列で横並びになっている様子はあまりにも壮観で、合成写真だと疑ってしまいそうだ。
ユーザーからは「これはたまりません…」「目を疑いました」「このカーテン(小鳥付)どこで買えますか」といったコメントが相次ぎ、投稿は12月下旬までに15万件のいいねを集めている。
(参考記事:「可愛いが渋滞ってコレ」カーテンレールにずらり並んだインコ16羽が壮観…どれだけお気に入りの場所なのか聞いた)
きれいに並ぶことは珍しい
取材当時に「いつかは全羽カーテンレールにとまっている写真を撮りたい」と話していたが、その後はどうなのだろうか?また、バズったことで何か変化はあったのだろうか?
さらに家族が増え、現在は58羽と暮らすおぎゃんさんに改めて話を聞いた。
――その後、カーテンレールに鳥たちがきれいに並んだことはあった?
相変わらずカーテンレールがお気に入りの場所で常に10羽ほどは並んでいますが、あんな等間隔できれいに並ぶことは滅多にないです。
――当時、投稿しようと思った理由は?
毎日SNSにあげるために撮っていますが、その中の1枚です。カーテンレールに並ぶことは珍しくないですが、あんなにきれいに並ぶことは珍しいので投稿してみました。
――「いつかは全羽カーテンレールにとまっている写真を撮りたい」とコメントしていたが、その後は実現しそうな瞬間はあった?
全羽はまだ撮れていないです。コザクラインコ(投稿のインコ)34羽だけでもまずは撮りたいです。
「この投稿がバズるんや…」
――投稿当時、ここまでバズると思っていた?
毎日何気なく投稿してるのでここまでバズるとは思いませんでした。今まで何度かバズって(10万越えのいいね)いますが、この投稿が一番バズりました。
――最初に「バズっている」と感じたのはどのような時?
普段からたくさんのいいねをいただくのですが、バズっているときは異常なスピードで閲覧数といいねとコメントが届きます。この投稿がバズるんや…、って感じです。
――どのくらいの取材依頼があった?
たくさん取材の依頼をいただきました。中にはテレビの取材が2件。この投稿がきっかけでテレビにも出ることができました。取材は7~8件は来ていたんじゃないでしょうか。
――バズってうれしかったこと、困ったことはある?
ウチのかわいいインコたちがたくさんの方にほめていただいていると思うととてもうれしく思います。ただ、いつもコメントを返すのですが、コメントが多くてとても返信できない状態でした。
――寄せられたコメントで印象に残っているものは?
「本物ですか?」ってコメントが一番多かったです。あと海外の方からもたくさんコメントをいただき、インコのかわいさは世界共通なんだと実感しました。
――次にバズるならどんなネタがいい?
全羽を一つの写真に写した写真がバズってほしいです。
――これからバズりを迎える人へアドバイスを。
これはバズるだろうと狙うと大概バズりません…。何がバズるかわからないので、毎日投稿し続けることがいつかバズるきっかけになると思います。
今日のカーテンも大人気😁 pic.twitter.com/qLgWvL3rxd
— おぎゃん (@tomimomen) September 21, 2024
大インコ家族ならではの光景が話題を呼んだ9月の投稿。狙って撮るのは難しそうだが、2025年こそは全羽を写した写真が撮影されることを期待したい。