登録者数250万人を超える台湾の人気ユーチューバーが公開した食レポ動画。
この動画に非難が殺到しています。
台湾のユーチューバー:
この米はおいしくない。ふやけてベタベタした味がする。ありえない。
そこに映っているのは、つゆが染みこんだ牛丼のご飯を不機嫌そうに食べる人たち…。
台湾のユーチューバー:
なぜこんなにまずいのか理解できませんね。
「日本のまずい店5選」動画が炎上
冒頭で明かされた動画のテーマは驚くべきものでした。
台湾のユーチューバー:
日本のまずいレストランを紹介します。超まずいです。しかも、チェーン店です。
動画では、日本人なら誰もが知っている人気チェーン店の料理を“まずい料理”と紹介していたのです。
大手ファストフード店のチキンについて、手が汚れると文句を言ったり、粉っぽいと言い放つなど言いたい放題。
また、学生から働き盛りの人にまで人気の日本が誇る“牛丼”も…
台湾のユーチューバー:
彼女の表情を見てください。本当にクソまずいですね。
と、酷評。さらに、有名な立ち食いそばチェーン店では、なぜかそばではなくラーメンを注文。
そして「少しくさい…」とコメント。まるで日本の食文化をバカにするような発言の数々。この動画を見た台湾の視聴者からはこんなコメントが殺到。
台湾の視聴者:
台湾の人が日本のことについて、あちこちで文句を言っているのを聞いたらどう感じるのでしょうか。
台湾の視聴者:
見ていてとても恥ずかしくて悲しいです。
さらに、複数の現地メディアがこの動画について「営業妨害にあたるおそれがある」などと大きく報じました。
炎上が拡大する中、当のユーチューバーはこの動画を削除し、謝罪。
台湾のユーチューバー:
今後撮影の際には他のお客さまの邪魔にならないように。また、お店側も困らせないようにします。ここでお店の方とお客のみなさんにおわびします。本当に申し訳ございませんでした。
そもそもなぜ、彼らは日本の有名チェーン店の料理をわざわざ「まずい」と食レポしたのでしょうか?
今回の問題となった動画の冒頭では「東京を紹介する時はいつも東京のおいしい食べ物について話しますが、とても退屈だと感じます」と話していました。
6月5日、めざまし8の取材に答えた台湾のユーチューバーが所属する事務所のプロデューサーは…
台湾のユーチューバーが所属する事務所のプロデューサー:
映像に出たお店の方々に本当に申し訳ないと思い、この点はチーム全員ここ数日ずっと深く反省しております。私たちは日本が大好きです。今後もっとポジティブなテーマでより多くの日本のおいしいグルメや素敵な観光地と素晴らしい文化を紹介したいと思います。
(めざまし8 6月6日放送より)