河川敷の至る所に散らばった、食べ物の容器や空き缶、調味料が残ったボトル、ブルーシートも敷かれたままで、放置されています。

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あまりの惨状に、「常識では考えられない!ばかたれが!」という怒りの声が。

これは、4月10日、岡山市で撮影された映像です。

「ゴミ捨て禁止」の看板の横にも大量のゴミが
「ゴミ捨て禁止」の看板の横にも大量のゴミが

この場所で、前日夜まで行われていたのは、約250本のソメイヨシノが咲き誇る風光明媚な河川敷で開催された、「岡山さくらカーニバル」。

コロナ禍で4年ぶりの開催ということもあり、約7万人が訪れお花見を楽しんだといいますが…。

祭りのあとに残されていたのは、一部の花見客による大量のゴミでした。

開いたまま放置されたアウトドアチェア 周囲にはゴミが散乱している
開いたまま放置されたアウトドアチェア 周囲にはゴミが散乱している

散乱するゴミからは異臭が漂い、カラスが集まってきています。

ゴミに群がるカラス
ゴミに群がるカラス

さらに、撮影者によると火がついたままの炭が、バーベキューセットともに放置されていたといいます。

火がついた炭が入った状態で放置されていたバーベキューセット
火がついた炭が入った状態で放置されていたバーベキューセット

撮影者:
今にもお肉が焼けるような状態で炭に火がついてまして。炎が上がってる状態で。
終わった後、そのままの状態というか。もう無法地帯の状態なのかなって。

衛生面だけでなく、火災の危険すらあったというお花見会場。

今回、予算削減などの理由からゴミ箱は設置せず「各自で持ち帰ってほしい」と呼びかけていたといいますが、結果、多くのゴミが散乱することとなってしまいました。

最終的には、ボランティアなどによってゴミは回収されたといいます。

祭りの実行委員会は、「めざまし8」の取材に対し、「ゴミの持ち帰りを事前に告知するなど、周知できなかったことを反省しています。今後、どのようにしていくか検討していきます」と話しています。

(めざまし8 4月14日放送)