河川敷の至る所に散らばった、食べ物の容器や空き缶、調味料が残ったボトル、ブルーシートも敷かれたままで、放置されています。
この記事の画像(13枚)あまりの惨状に、「常識では考えられない!ばかたれが!」という怒りの声が。
これは、4月10日、岡山市で撮影された映像です。
この場所で、前日夜まで行われていたのは、約250本のソメイヨシノが咲き誇る風光明媚な河川敷で開催された、「岡山さくらカーニバル」。
コロナ禍で4年ぶりの開催ということもあり、約7万人が訪れお花見を楽しんだといいますが…。
祭りのあとに残されていたのは、一部の花見客による大量のゴミでした。
散乱するゴミからは異臭が漂い、カラスが集まってきています。
さらに、撮影者によると火がついたままの炭が、バーベキューセットともに放置されていたといいます。
撮影者:
今にもお肉が焼けるような状態で炭に火がついてまして。炎が上がってる状態で。
終わった後、そのままの状態というか。もう無法地帯の状態なのかなって。
衛生面だけでなく、火災の危険すらあったというお花見会場。
今回、予算削減などの理由からゴミ箱は設置せず「各自で持ち帰ってほしい」と呼びかけていたといいますが、結果、多くのゴミが散乱することとなってしまいました。
最終的には、ボランティアなどによってゴミは回収されたといいます。
祭りの実行委員会は、「めざまし8」の取材に対し、「ゴミの持ち帰りを事前に告知するなど、周知できなかったことを反省しています。今後、どのようにしていくか検討していきます」と話しています。
(めざまし8 4月14日放送)