古代から現代までのヨーロッパやアメリカなどいわゆる西洋世界と、そこから強く影響を受けた地域の過去を学ぶことを通して、現代の「国際社会」を構成する多様な価値観を理解する力を持った社会人、教育者、研究者を育成します。そのために、自ら情報を収集し、それを学問的に分析するために必要な外国語力と、学問の方法論を身につけることに重点を置いています。
外国語の習得には特に力を入れており、2年次と3年次の必修科目において、英語と、英語以外のヨーロッパ言語で専門書を読む力を鍛えます。また、3年次から2年間連続して履修するゼミと、卒業論文の執筆を通して、語学力と方法論を実践的に運用し、主体的に資料を集め、理論的に考察し、論文にまとめあげる総合力を身につけられるように指導します。
多様な地域や時代を専門とする専任教員の存在に加え、幅広いテーマを対象とした非常勤講師による授業も数多く開講しており、多様な地域の歴史や文化を学ぶことができるのも特徴です。