概要

文献のみならず、多様なモノを資料に歴史を研究する専攻です。現在、専攻が所蔵する資料・標本類は国宝や重要文化財も含めて20万点以上。それらは大正期より幾多の発掘・民族調査が重ねられた結果、収集されたものです。専攻生はそれら貴重な資料を研究対象とし、専任教員が国内外で展開する調査に参加することもできます。フィールドワークを重視し、また扱う地域・時代に制限を設けない当専攻には、考古学・民族学・人類学の概論科目や調査に必要な方法論・技術を学ぶ科目、日本、北アジア、オセアニア、オリエント、ヨーロッパに至る多様な地域を扱う民族学・考古学の専門科目など多岐に亘る科目が設置されています。専任教員を通して、言語文化、建築史、生態学、文化人類学といった関連領域との幅広い連携も経験できます。これらの科目や経験から多様な知識を得、フィールドワークで観察力と対話力を養い、また研究会で発表を重ね、卒業論文を仕上げる中、社会人に等しく必要な論理的思考力とプレゼンテーション能力も習得します。

学びのプロセス
(卒業までのプロセス)

教員

  • 教授

    専門領域:日本考古学・博物館学

  • 教授

    専門領域:動物考古学、民族考古学

  • 准教授(有期)

    専門領域:比較文化、民俗学、南方熊楠研究

  • 助教

    専門領域:西アジア考古学、南アジア考古学、先史考古学、考古学理論、土器の学際的研究

  • 教授

    専門領域:オセアニア島嶼世界のジオ考古学、歴史人類学、博物館人類学

  • 教授

    専門領域:旧石器考古学、日本古代史、文化財行政学