ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している佐々木朗希投手(23)がレッドソックスとの面談を予定していないことが24日(日本時間25日)、明らかになった。レ軍地元紙「ボストン・グローブ」のA・スピアー記者が報じた。

 同記者の記事によると、レッドソックスは「佐々木朗希との面談が実現するかどうか、まだ連絡を待っている」状態だという。ブレスロー編成本部長は「いま現在は(面談を)予定していない」と語ったといい、「その機会があることを望んでいる」とした。

 朗希を巡ってはこれまでヤンキース、メッツ、カブス、ホワイトソックスが直接面談したことが現地で伝えられており、23日(同24日)には新たにジャイアンツ、レンジャーズの2球団が判明した。朗希側の具体的な希望条件は不明だが、これまでは本命視されるドジャース、パドレスを含め、本拠地が大都市にあることや日本人選手とゆかりのある球団が有利な可能性がある。

 一方で、19日(同20日)には「USAトゥデー」のB・ナイチンゲール記者が「フィリーズは佐々木朗希の獲得プロセスに参加するよう招待されていない」と自身のX(旧ツイッター)に投稿。これまで20球団以上から連絡を受けたことを明かしている代理人のJ・ウルフ氏は1次選考でオンライン面談を求めたとされており、脱落したとみられる。レッドソックスも直接面談がかなわなければ、敗退した2球団目となる。交渉期限の来年1月23日(同24日)に向け、動きが本格化している。

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