私は幼い頃から足が速かったわけではありません。10代の頃は長距離走をしていましたが、オリンピックはもちろん、県大会すら突破したことはありませんでした。高校の引退試合では、県大会で周回遅れになったことを今でも鮮明に覚えています。その時の悔しさと自分の限界を感じたことは、私にとって大きな挫折でした。

しかし、鳥取大学に進学してから状況が変わります。大学ではコーチがいない環境に身を置くことになり、自分自身で考えながら練習する習慣が身につきました。自己分析を行い、自分の弱点を克服するためのトレーニングメニューを考え、計画的に取り組むようになったのです。この自己主導のトレーニングが功を奏し、22歳の時には初めて全国大会に出場することができました。

その後も地道に努力を続け、26歳の時には世界リレーの男女混合4x400mリレーで日本記録を樹立することができました。また、同年の東京オリンピックでは、日本代表に選出されることができました。

地方在住でも、専属のコーチがいなくても、チームメイトがいなくても、決して諦めないでください。
工夫次第で、自分の可能性を引き出すことができると思っています。
私のレッスンでは、レッスン終了後も自分で考え、行動できる考え方や練習の工夫をお伝えできたらと考えていますので、どんな環境の方でも、ぜひお気軽にお問い合わせください。

皆様に競技場でお会いできるのを楽しみにしています！よろしくお願いします！