まさかの8発大敗、上田西・白尾監督「雰囲気にのまれてしまった。自分の責任」7年ぶりのベスト4進出を逃す

 流通経大柏に敗れ、肩を落とす上田西イレブン
 流通経大柏に敗れ、ぼうぜんとする上田西イレブン
 前半、6点目のゴールを決める流通経大柏・亀田歩夢(手前)=撮影・開出牧
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 「全国高校サッカー選手権・準々決勝、流通経大柏8-0上田西」(4日、フクダ電子アリーナ)

 上田西(長野)は流通経大柏(千葉)の猛攻を止められず、まさかの8失点大敗。7年ぶりのベスト4には届かなかった。試合後、上田西の白尾秀人監督は「雰囲気にのまれてしまった。相手の応援団も含めてこの会場が全部、流通経済大柏っていうところで、自分も含めてまだまだ経験が足りなかった」と敗戦を受け止めた。

 流通経大柏の大応援団の声援が鳴り響く“アウェー”の中、試合開始から自陣で押し込まれる展開。体を張ったシュートブロックではね返し、ポストに助けられる場面もあったが、12分、FW山野春太(3年)の3試合連続となる得点でこじ開けられた。指揮官は「立ち上がりのところ、もう少し頑張れたかなってところで失点してしまった」と最初の失点を悔やんだ。

 その後は怒濤(どとう)のゴールラッシュにあい、前半だけで6失点を喫し試合を決定づけられた。「守備の切り替えのところ、選手交代をもう少し考えればよかった。自分の責任だと思います」と語った。

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