米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手（３０）が２８日（日本時間２９日）、自身のインスタグラムで妻の真美子さん（２８）が第１子を妊娠したことを公表した。英語で「もうすぐ私たちの家族にリトルルーキーが加わるのが待ち切れない」と喜びをつづった。今季、数々の偉業を達成し、世界中を驚かせた大谷。年の瀬のビッグニュースに、日米の野球ファンも祝福ムードに包まれた。

　今季、数々の偉業を成し遂げた大谷がパパになる。自身のインスタグラムに、愛犬デコピンと子ども用のピンク色の服と小さな靴、エコー画像とみられる写真を添えて投稿。英文で「Ｃａｎ’ｔ　ｗａｉｔ　ｆｏｒ　ｔｈｅ　ｌｉｔｔｌｅ　ｒｏｏｋｉｅ　ｔｏ　ｊｏｉｎ　ｏｕｒ　ｆａｍｉｌｙ　ｓｏｏｎ！」（もうすぐ私たちの家族にリトルルーキーが加わるのが待ち切れない）と記し、第１子が間もなく誕生することを公表した。

　年の瀬のビッグニュースに日米の野球ファンも即座に反応。大谷のインスタグラムの「いいね」は約３時間で１００万に到達した。ＭＬＢやドジャースの公式アカウントも「おめでとう、翔平と真美子」と相次いで反応し、コメント欄に祝福の言葉が殺到した。

　大谷は今年２月末に元バスケットボール選手の真美子さんとの結婚を発表。愛妻のサポートも受け、新天地のドジャースでは史上初の「５０本塁打、５０盗塁」を達成し、２年連続の本塁打王と初の打点王を獲得。ナショナル・リーグの最優秀選手（ＭＶＰ）に輝き、ワールドシリーズも制した。

　シーズン中、真美子さんはデコピンを連れて、たびたびドジャースタジアムを訪れて夫を応援。オールスターのレッドカーペットやワールドシリーズ制覇の優勝パレード、ＭＶＰ受賞会見などでも仲むつまじい夫婦の姿を披露してきた。

　大谷が花巻東高時代に作成した「人生設計ノート」では、ワールドシリーズ制覇やＷＢＣ日本代表での優勝など野球の目標とともに私生活の目標も記されていた。「結婚」は２６歳で、３年遅れで実現。さらに２８歳で「男の子誕生」、３１歳で「女の子誕生」、３３歳で「次男誕生」と記し、順調にいけば第１子誕生は２年遅れでの実現となる。

　昨年９月に受けた右肘手術からの二刀流復活を目指す来季へ、これほど励みになることはない。真美子さん、大谷ジュニア、デコピンの“家族４人”で力を合わせて、２５年はさらにパワーアップしたプレーを見せる。