おぎやはぎ矢作 50年疎遠の「会っても分からない」父の姉が事故→支払い要請に「ポカンよ」 支払い拒否の手数料にも疑問
お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が2日深夜に放送されたTBSラジオ「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」に出演し、自身に起きた思わぬトラブルについて語った。
矢作によると1~2カ月前に裁判所から封書が届き、その内容は「父の姉が車で事故を起こしたらしい。保険に入っていなかったとかで、たいした金額でもなかったんだけど、その支払いをしてくれないか」というものだった。
約50年前に両親が離婚してから、父親とはほぼ会っていないという矢作。その姉である伯母とも子どもの頃に会ったことがあるだけで、「最初は何のことかわからなかった」と、戸惑いを語った。
調べを進めると、伯母には親族がおらず、伯母の子どもも1人は亡くなり、もう1人は絶縁状態であることが判明。矢作は「恐ろしい話ね。50年前に離婚している父親のお姉さんの支払い義務がオレまできた」と、苦笑い。相方の小木博明が「そのつながりって関係あんの?」といぶかしむと、矢作は「オレからしてみたら、まったく関係ない。ポカンよ最初」と、語った。
支払いを拒否することも可能で、同様の封書が矢作の姉にも届いていたため、姉が手続きを進めていたが、そこで「腹が立つ」事実が発覚。矢作は「向こうが用意した書面に収入印紙かなんかを6000円分を買って、貼って、返さないといけない。もうさ、勝手になんかいろいろ言ってきて、拒否するにはこれだけ金払え、って言っているようなもんじゃない」と、まくし立てた。
裁判所に問い合わせたものの「『50年前に離婚されたといっても、お父様ですよね?お父様のお姉様って関係は近いですよね?当然ですよね?』みたいな感じで言ってくるんだって」と状況は変わらず、その後は淡々と手続きを進めたという。
矢作はトラブルを明かすに当たり、「この話を聞いた人は裁判所と同じ意見の可能性もある。お父さんでしょ、お父さんのお姉さんなら伯母さんでしょ?それは払う義務あんじゃないの?って思うかも知れないじゃない。だから話してもいいのかなって」と、葛藤があったことを説明。一方で「法的には絶対に請求する権利はあるのよ。でもオレの気持ちなのよ。50年前に離婚して、顔も知らない、会ってもわかんない、何の感情もない人、しかも伯母さんだから。そんなこともあるんだな」と、思いを語った。