Travis Japan・松倉海斗 連ドラ初主演「すぐお母さんに報告しました」 脚本はヒコロヒー
Travis Japanの松倉海斗(27)が来年1月期のABCテレビ・テレビ朝日ドラマ「トーキョーカモフラージュアワー」(テレ朝は18日スタート=土曜、深夜2・30。ABCは19日スタート=日曜、深夜0・10)で連続ドラマ初主演を果たすことが13日、分かった。お笑い芸人のヒコロヒー(35)が初の連続ドラマ脚本を手がける。
「念願の夢」だった連ドラ主演が決まった松倉は「本当にビックリして、すぐお母さんに報告しました」と無邪気に喜びを語った。
素直になれない大人の心情を巧みに描く松本千秋氏の同名コミックが原作。生まれも育ちも山形県のウブな色白アラサー男子・宇都宮宏人(松倉)が、転勤で初の東京暮らしをスタートさせて早々、バーで出会った都会の年上女子とワンナイトを経験して-というラブコメディーだ。
劣等感をカモフラージュして東京生活を送る不器用な主人公について松倉は「見透かされたら素直に答えたりするところがピュアな青年だなと感じました」と話した。
脚本家としてタッグを組むのはヒコロヒー。「とてもクールな印象だった」というが、いざ対面すると「とてもお優しくてキュンとしました」とその魅力を体感。心強い仲間とともに「宇都宮宏人として全力でこの作品で生きたいと思います」と全力投球を誓った。
初の連ドラ脚本に挑むヒコロヒーは「どんな結末になるかは分かりませんが」と前置きし、「大都会東京でめいっぱいに他人を好きになるということの苦しさと愛おしさを表現するドラマになると思います」と作品について語った。これまでも短編恋愛小説やエッセーなどを執筆。バカリズムや劇団ひとりら、脚本で評価を受ける芸人も多い中、独自の世界観とワードセンスを持つヒコロヒーに注目が集まる。