競馬で6400万円的中のじゃい 借金生活に「マンション買えるくらい」納税求められ

 お笑いトリオ、インスタントジョンソンのじゃいが5日、自身のYouTubeチャンネルで「破産しました」と報告した。

 この日、1人語りで顛末を語った。それによれば、昨秋に、自宅に税務署の男性2人が訪ねてきて、「調べさせてほしい」と通帳や過去の資料などを持って行ったという。結論として「マンションを買えるくらいの請求が来た」と話した。

 じゃいは2020年12月の川崎競馬でトリプル馬単に的中し、6410万6465円の払い戻しを受けており、2021年3月に自身のYouTubeチャンネルで、その事実を報告している。

 この日、税金の支払いを求められた理由について「外れ馬券が経費にならないということ。分かりやすく言えば、1億円を使って1億5000万円当たったら、1億5000万円に税金がかかるので、5000万円しか勝っていないのに、まるまる持って行かれるというような状態」と話した。

 納得いかずに裁判を起こすことも検討したが、判決までに最低6年かかるといわれ、裁判費用も高額になるため断念。妻と親に相談したところ、「子供達の将来のために取っておいたお金を貸してくれました。親も老後のために取っておいたお金を貸してくれて、毎月払っている状態」となり、「借金生活ですし、何年かけても払い続けます」という。

 じゃいは現行の課税制度や法制度に疑問を呈し「これから馬券買えるかと言ったら買えない。勝っても全部持って行かれるから、馬券を買う意味がなくなってしまう」とコメント。YouTubeでの予想では、今春のG1予想でも高額馬券を的中させ、注目を集める存在だが、困惑した表情で語っていた。

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