名作ボードゲーム『カタンの開拓者たち』映画化
人気ボードゲーム『カタンの開拓者たち』が映画化、テレビ番組化に向けて動いているとオンラインメディアDeadlineらが報じている。映画化、テレビ番組化の権利を得たのは、これまでに映画『パーフェクト ストーム』『エアフォース・ワン』を手がけたプロデューサーのゲイル・カッツだ。
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『カタンの開拓者たち』はこれまで2,200万個を売り上げ、世界50カ国30言語で展開している大ヒットボードゲームだ。ゲームの舞台はカタンという無人島。複数のプレーヤーそれぞれが島を開拓し、資源獲得や陣地争いなどを経て、最後に島で一番繁栄したプレーヤーが勝つというもの。
カッツはインタビューに対し「このゲームを映像化したいとずっと思っていました。大学生になる私の子どもがカタンにすっかり夢中になっていた」「カタンの島は鮮やかで、ワクワクするような時空を超えた存在。クラシックなテーマとプレーヤーに求められるモラルへの挑戦は、現代に生きる私たちが共感できる内容。映像化では、このゲームの魅力をいろいろな形で反映できる。ひとつの神話として仕上がると思う」と映画化への意欲を見せている。
『カタンの開拓者たち』は学生たちに加え、シリコンバレーでも人気を博し、「ワイアード」「ザ・ニューヨーカー」でも紹介されたことがある。また、最近の「ウォール・ストリート・ジャーナル」では、NFLチームのグリーンベイ・パッカーズの選手たちが同ゲームの大ファンであることを公言している。