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*当リリースは、5月19日にフォルシアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です

フォルシア、CO2 ニュートラル目標に向けた優先パートナーにシュナイダーエレクトリックを選定

2020年05月20日

世界をリードする自動車部品メーカー、フォルシア(Faurecia)は本日、2025年までにスコープ1および2のCO2 ニュートラルを達成するための取り組みに関し、当グループをご支援いただく優先パートナーとしてシュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)を選定したと発表しました。シュナイダーエレクトリックはエネルギー管理および自動化のデジタル変革分野を主導する企業であり、業務の脱炭素化を含むフォルシアのCO2 ニュートラル目標の第一段階に共に取り組んでいただきます。

フォルシアの業務における温室効果ガス排出量のかなりの部分は、管理された施設からの直接排出量(スコープ1)と、調達されたエネルギー源からの間接排出量(スコープ2)です。プログラムの第一段階では、低炭素燃料で生成されたエネルギーや再生可能源からのエネルギーの購入と、世界各地のフォルシアの拠点全300カ所で効率化と熱回収のための革新的なデジタルソリューションを導入することによるエネルギー使用量の削減に取り組みます。

当グループでは、2025年のスコープ1および2のCO2 ニュートラル達成という最初の目標に加え、2030年に管理された排出量のCO2 ニュートラル達成(スコープ1、2、および3の大部分。フォルシア製部品を搭載した車両の排出量を除く)と、2050年までに全スコープの完全なCO2 ニュートラル達成も目指しています。

フォルシアのパトリック・コラー最高経営責任者のコメント

「フォルシアのCO2 ニュートラル目標は、社会と地球に前向きな貢献をするという当社の信念を体現するものであると同時に、レジリエンス(復元力)を高めるための戦略的なビジネス上の意思決定でもあります。当社はCO2 ニュートラルへの取り組みを通じ、当社が環境に与える影響を低減するだけでなく、サプライヤー、パートナー、お客様企業、そしてエンドユーザーの皆様のために、当社サプライチェーン全体にわたって長期的な価値を創出することも目指します。シュナイダーエレクトリックとの連携により、同社の世界規模のプレゼンスとテクノロジーを活用して当社の全拠点にソリューションを展開し、この取り組みの第一段階を迅速に進めることが可能になります。」

シュナイダーエレクトリックのジャン=パスカル・トリコワール会長兼最高経営責任者のコメント

「持続可能性は当社の戦略の核となるものであり、それは当社だけでなく、お客様企業やパートナーに皆様のためでもあります。フォルシアとの協力にあたっては、効率向上と炭素排出量の削減を実現し、気候変動対策におけるリーダーシップを共に発揮するため、思い切った行動をとっていきたいと考えています。当社の最高水準のエネルギー管理および産業自動化ソリューションを活用するだけでなく、お客様企業において、また当社内において同様のプログラムを実施した当社独自の経験の成果を共有していく所存です。」

フォルシアについて

フォルシアは1997年に誕生し、自動車産業におけるグローバルなメジャープレーヤーとなるまでに成長しました。現在では、世界37ヵ国で37ヵ所のR&D拠点を含む248の事業所、115,500人の従業員を有し、自動車用シーティング、インテリア、クラリオン エレクトロニクス、クリーンモビリティの4事業をもって世界をリードしています。フォルシアはコックピット・オブ・ザ・フューチャーとサステイナブル・モビリティという成長戦略をもとに技術の開発に注力しています。2019年のグループ全体の売り上げは178億ユーロでした。フォルシアはパリ証券取引所に上場しCAC Next 20 indexの構成銘柄として選定されています。詳しい情報は、www.faurecia.comをご覧ください。
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