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*当リリースは、3月27日にフォルシアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です

世界的危機を乗り越えるための、フォルシアの新たな取り組みについて

2020年03月31日

新型コロナウイルス(Covid-19)の世界的な感染拡大は、経済界のあらゆるセクターに影響を及ぼしています。自動車産業も例外ではありません。

フォルシアの顧客である自動車メーカーにおいても、ウイルス感染の影響の大きい国では生産工場を停止、あるいは停止を予定しています。これに伴い、フォルシアでもヨーロッパの生産拠点の多くを閉鎖せざるを得ません。また、各国政府の勧告を厳格に守りながら、北米および南米でも同様の措置を取る予定です。

世界的な危機に伴い、自動車産業の先行きも不透明であるため、2月17日にフォルシアが発表した2020年の年間財政目標は修正せざるを得ない状況です。当グループは、本年度末までのマクロ経済見通しが明らかになり次第、2020年の新たな財務目標を提示する予定です。

こうした前例にない危機的状況を踏まえ、パンデミックがグループの従業員、顧客、サプライヤーに及ぼす影響にリアルタイムで対応するため、フォルシアでは直ちに危機管理計画を実行しました。当社が最優先するのは、従業員とその家族の健康と安全です。また、当社グループでは、支出や投資を厳格に管理するとともに、キャッシュフローの管理についても抜本的な施策を実施しています。

上記の緊急対策に加え、ウイルスが完全に根絶されていない環境も含め、一刻も早く安全に生産を再開できるよう準備を進めています。中国では現在、全拠点で生産を再開しており、現在の平均稼働率は約70%となっています。この経験に基づき、フォルシアは他の地域においても危機を克服し、生産を再開する顧客に対応するため、迅速にチームを動員することができると確信しています。

フォルシアCEO、パトリック・コラーのメッセージ

「中国では経済活動の正常化の兆しが見えているものの、世界は、先行きのまったく見えない未曾有の危機を迎えています。私たちは、この状況を乗り切るために必要な行動計画をただちに実施し、パンデミックの進行に対応するべく、継続して対応していきます。フォルシアでは、ここ数年、営業および財務実績を大幅に改善していますが、将来の自動車生産の回復時に備えて万全の体制を整えるとともに、改革戦略を継続していく予定です。チームは一丸となって、従業員とその家族の保護に重点的に取り組み、フォルシアとそのステークホルダーの利益を守るべく、効果的な危機管理を進めていく所存です」

カレンダー

2020年4月20日: 2020年第1四半期決算発表(立会時間前)
2020年5月29日: 年次株主総会
2020年7月27日: 2020年上半期業績発表(立会時間前)
2020年10月23日: 2020年第3四半期決算発表(立会時間前)

フォルシアについて

フォルシアは1997年に誕生し、自動車産業におけるグローバルなメジャープレーヤーとなるまでに成長しました。現在では、世界37ヵ国で37ヵ所のR&D拠点を含む約300の事業所、11万5,000人の従業員を有し、自動車用シーティング、インテリア、クラリオン エレクトロニクス、クリーンモビリティの4事業をもって世界をリードしています。フォルシアはコックピット・オブ・ザ・フューチャーとサステイナブル・モビリティという成長戦略をもとに技術の開発に注力しています。2019年のグループ全体の売り上げは178億ユーロ(約2.2兆円)でした。フォルシアはパリ証券取引所に上場しCAC Next 20 indexの構成銘柄として選定されています。詳しい情報は、www.faurecia.comをご覧ください。
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