第46回東京モーターショー2019にフォルシア クラリオンブースを出展
2019年10月18日
OPEN FUTUREをテーマとするTMSで コックピット・オブ・ザ・フューチャー、
サステイナブル・モビリティなどの先進技術を紹介
サステイナブル・モビリティなどの先進技術を紹介
自動車関連技術のリーディングカンパニーであるフォルシアの事業部門 フォルシア クラリオン(Faurecia Clarion Electronics / Executive Vice President:川端 敦)は、第46回東京モーターショー2019(会期:10月24日から11月4日まで、会場:東京ビッグサイト)に「フォルシア クラリオンブース」(西ホール4、小間No.:W4101)を出展します。今回、先進技術を融合し未来に向けたコックピット ソリューションの実現をめざしフォルシアグループが開発を進める「Cockpit of the Future(コックピット・オブ・ザ・フューチャー)」の技術をデモンストレーションと映像を中心に紹介します。
1. Connected Premium Sound Technologies
展示デモカーで、オンラインテクノロジーと音響ソリューションの組み合わせで、4 席の乗員の状況を自動検出することで各シートごとに最適な音場環境提供する新技術「Connected Premium Sound Technologies(コネクテッド・プレミアム・サウンド・テクノロジー)」を提案します。デモカーにはフルデジタルサウンド(FDS)も搭載されています。音源とスピーカー間の完全なデジタル伝送を行う当システムと新技術は、音楽愛好家に非常に優れたリスニング品質を提供します。
2. ロング・レンジ・サモン(Autonomous pick-up)
スマートフォンで自分の車を呼びだすことができる「ロング・レンジ・サモン(Autonomous pick-up)」機能。フォルシア クラリオンが開発したこの技術は、ADASにおけるグループの高い能力を示し、自動運転車の世界に独自の視点をもたらすものです。日本の公的機関が要求する自動運転車は、明日のモビリティのための重要なソリューションの1つです。この技術は、2019グッドデザイン賞を受賞しました。完全な自律をめざさないことで、高額なセンサーやインフラ側の対応も必要とせず、導入のハードルを下げている点に加え、主に商業施設の駐車場での使用を目的に実用化をめざす技術ですが、過疎地における高齢者の交通手段としての活用など、発展的な可能性にも期待したいと評価されています。
3. Quad View IVI
独自のHMIテクノロジーQuad View搭載モデルの9インチAVナビゲーション「NXV997D」と、8インチAVナビゲーションをタッチアンドトライコーナーで紹介します。また、このコーナーでは、自動車メーカーにOEM採用されるナビゲーションを紹介します。 Quad Viewの操作性と、フォルシア クラリオンの次世代HMIを体験ください。
4. Voice-Activated Cockpit、Home IoT
さまざまなアプリを統合するAndroidベースのシステム「Voice-Activated Cockpit」を展示します。
また、フォルシア クラリオンと家電が提供するSmart AccessクラウドサービスのIoTにリンクされたデモとして、車内からのさまざまな家電の操作デモを行います。
5. Fuel-cell systems
軽自動車と商用車の両方のスタック技術に対応する包括的な燃料タンクと燃料電池技術。フォルシアとミシュランは最近、水素モビリティの世界的リーダーになることをめざし合弁会社を設立するための覚書に署名しました。この合弁会社は、すべてのユースケース向けに独自の水素燃料電池システムを提供します。
クラリオンは4月にフォルシアグループに入り、特にADAS(Advanced Driver Assistance Systems)、Cockpit Domain Controller(コックピットドメインコントローラー)、Interior Monitoring Systems(インテリアモニタリングシステム)、ディスプレイ&HMI、イマーシブサウンドシステムを中心に、エレクトロニクスとソフトウェアの範囲拡大を図っています。フォルシアは大手自動車機器メーカーの1つであり、世界中の3台に1台の車が製品を装備しています。今回の東京モーターショーでは、フォルシア クラリオンブースで、未来のコックピットと持続可能なモビリティ分野でグループのノウハウを展示します。
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