大阪市の水道水における有機フッ素化合物(PFAS)の検出状況について
2024年10月17日
ページ番号:499786
大阪市水道局(以下:当局)は、水源である淀川や水道水等における有機フッ素化合物(PFAS)(注1)について、平成17(2005)年度より実態調査を実施しております。
各浄水場における水道水のPFOS及びPFOA(注2)の濃度は、国が定める暫定目標値(注3)を大きく下回っていることから、当局の水道水の安全性は確保されております。
また、大阪市の水道水の水源は淀川のみであり、他の河川水や地下水は利用しておりません(注4)のでご安心ください。
今後も、安心して飲んでいただけるようPFASの監視を行うとともに、定期的にHP等でPFASの測定結果を報告し、安全な水道水をお届けします。
図:3浄水場の水道水におけるPFOS及びPFOAの過去5年間の検出状況(注5)
注1 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。PFASには炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、その物性は炭素鎖の長さで大きく異なりますが、中には撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の物性を示すものがあり、そのような物質は撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されています。(環境省「PFOS、PFOAに関するQ&A 集(令和5(2023)年7月)」より引用)
注2 PFASのうち、ぺルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びぺルフルオロオクタン酸(PFOA)は「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき製造・輸入等が原則禁止されています。(PFOSは平成22(2010)年、PFOAは令和3(2021)年)
注3 PFOS及びPFOAは、令和2(2020)年4月から水質管理目標設定項目に追加されております。暫定目標値は、PFOS及びPFOAの合算値で50ナノグラムパーリットル (ng/L)以下と定められています。
注4 大阪周辺のPFAS濃度が高いと報じられているものがありますが、これは淀川以外の河川水または地下水であり、大阪市の水道水源ではありません。
注5 過去の結果は、下記のリンク先をご覧ください。
(関係機関等へのリンク先)
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このページの作成者・問合せ先
大阪市水道局工務部水質管理研究センター
〒533-0024 大阪市東淀川区柴島1丁目3番14号(柴島浄水場内)
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ファックス:06-6320-3259