『コンスタンティン2』実現へさらに前進か キアヌ・リーヴス、脚本の新たな草稿完成を報告「祈っている」

映画『コンスタンティン』(2005)の続編企画について、主演を務めるキアヌ・リーヴスが、2日に投稿されたYouTube「Fandango」公式チャンネル内のインタビューで、脚本の草稿の改稿作業が完了したと明かした。
『コンスタンティン』は、DCヴァーティゴのアメコミを原案に、悪魔祓いを生業とする探偵ジョン・コンスタンティン(キアヌ)の戦いを描いたオカルトアクション。2022年9月に続編製作の決定が報じられ、主演のキアヌとフランシス・ローレンス監督、脚本・製作を兼任するアキヴァ・ゴールズマンの続投が明らかになっていた。
「Fandango」のインタビューで続編の進捗状況を聞かれたキアヌは、「うまくいくことを祈っています。新しい脚本の草稿が来たところなんです。これからスタジオに持っていくので、気に入ってもらえるといいんだけど」とコメント。さらに、両腕のタトゥーを合わせるコンスタンティンのポーズをとって見せ、続編への意欲をのぞかせた。
続編の製作発表後、米ワーナーの体制が変わり、新スタジオ「DCスタジオ」が発足。新体制下でも『コンスタンティン』の続編企画は継続されたが、2023年に、今度は全米脚本家組合のストライキによって立ち往生したと、ローレンス監督がGameSpotに証言。しかし、今年2月の時点で大きな進展があったようで「続編の実現に、かつてなく近づいていると言える」とColliderに明かしていた。『コンスタンティン2』について、ローレンス監督はかつて「真のR指定にしたい」と語っている。
また、ルシファーを演じる共演者のピーター・ストーメアは、キアヌがスタジオの方針や脚本に満足していないと、今年5月に The Direct に語っていた。今回の脚本がキアヌの求める方向性に沿ったものであれば、実現の可能性はさらに高くなったといえそうだ。(編集部・入倉功一)