実写『WIND BREAKER』原作の“あの店”が現実に!こだわり抜いた街並み描く特別映像公開

にいさとる氏の累計発行部数1,000万部を突破するヤンキー漫画を映画化する『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(12月5日公開)。本作の実写化にあたり、コンセプトアートが実際のセットへと変貌していく様子を捉えた特別映像が公開された。原作の世界観を忠実に再現するため、オール沖縄ロケで撮影された本作。美術チームの徹底したこだわりによって、作品を象徴する風景である「東風商店街」を現実世界に作り上げた。
【動画】原作の“あの店”が!『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』コンセプトアート特別映像
ケンカだけが取り柄の孤独な高校生・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんを目指して街にやってくる。しかし、彼が目にしたのは、街を守る存在となった正義の不良集団・防風鈴だった。桜は戸惑いながらも、防風鈴の一員として仲間と共に街を守るための戦いに身を投じていく。監督は『ブルーピリオド』を手掛けた萩原健太郎、脚本は『ハケンアニメ!』の政池洋佑が務める。主演の水上恒司が桜遥を演じ、そのほか、木戸大聖、八木莉可子、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、上杉柊平など、旬の若手俳優が集結している。
今回解禁された映像には、柔らかな筆致で描かれたコンセプトアートが、立体的なセットへと変貌する瞬間が収められている。原作でおなじみの店「喫茶ポスト」やパン屋「さぼてん」、お好み焼き屋「まっするぱわー」などが、美術チームによってリアルな街として組み上げられた。実際の店舗の外装を特別に許可を得て塗装し、商店街のアーチは道路に穴を開けて建造するなど、徹底したこだわりが随所に現れている。圧倒的な美術の中で、胸アツの人間ドラマと極限アクションがどのような化学反応を起こすのか、期待が高まる。(加賀美光希)