新スーパーマン声優・武内駿輔、完成した吹替版に手応え「自信が持てるものが出来上がった」

声優の武内駿輔が10日、グランドシネマサンシャイン池袋で行われた映画『スーパーマン』(7月11日公開)の日本最速IMAX上映イベントに登壇。主人公スーパーマン/クラーク・ケントの日本語吹替版声優を担当している武内は、「なかなかいいものが出来たと自信が持てています」と熱い思いを語った。イベントには、ロイス・レイン役の種崎敦美(崎はたつさきが正式)、レックス・ルーサー役の浅沼晋太郎、<スーパー>アンバサダーを務め自らも声優として参加しているお笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)も参加した。
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本作は、DCスタジオ共同CEOのジェームズ・ガンが監督・脚本を手がけた『スーパーマン』の完全新作映画。地球を守るスーパーマンという自らの正体を明かさず新聞記者として働くクラーク・ケントが、宿敵である天才科学者レックス・ルーサーに立ち向かう姿を描く。
大のDCコミックのファンだという武内は「とにかく小さいときからDCコミックが好きで、しかもジェームズ・ガンの作る『スーパーマン』に携われるというワクワクした気持ちでした」と作品に参加することになったときの気持ちを述べると「これまでいろいろな形で語り継がれてきた歴史のなかに自分が参加できるということで、いい仕事をしたいなという気持ちで臨みました」とアフレコへの思いを語った。
実際収録を行った際、武内は「結構自信が持てるものが出来上がったんじゃないかなという、自負を持てる仕上がりになっていると思います」と胸を張ると、この日は字幕版での上映となっていたが「ぜひ吹替版も堪能していただきたいです」と客席に呼びかけた。
完成した作品をいち早く観た武内は「DCファンとしてまず感動したのは、ジョン・ウィリアムズが作曲した『スーパーマン』の劇伴が、今回ふんだんにアレンジされて使われているんです」と音楽に触れると「ジェームズ・ガンが、当時の『スーパーマン』へのオマージュでありつつ、すごくリスペクトを抱いているんだなと感じました」と感想を述べる。
いよいよ日米同時公開が明日に迫った本作。武内は「ジェームズ・ガンが描く壮大なアクションはもちろんなのですが、人と人との愛情などもテーマになっている作品。そして素晴らしい音楽も作品を彩っているので、ぜひ楽しんでいただきたいです」とアピールしていた。(磯部正和)