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水平線望む絶景だった…多治見のタイルが大船渡に彩り 高さ7.5メートル防潮堤アート

2024年7月18日 05時05分 (7月18日 05時05分更新)
 岩手県大船渡市の太平洋の海岸線にそびえ立つ高さ7・5メートルの防潮堤をタイルアートで彩る「三陸ブルーラインプロジェクト」に、カラフルなモザイクタイルの全国一の生産地、岐阜県多治見市のタイルが使われている。海が見えなくなった岸辺に彩りをもたらしながら、津波の到達点を示すなど東日本大震災の教訓も伝えている。 

防潮堤に設置されたタイルアート「青い太陽」=岩手県大船渡市で(玉川窯業提供)

 震災後、海岸線には高さ7・5メートル、長さ1・2キロの防潮堤が建設された。かつて海岸からは美しい海の向こう側に水平線が望める絶景だったが、防潮堤が視界を遮るようになった。
 震災の記憶を伝承するとともに景色を明るくしようと、地域住民や全国の有志でつくる一般社団法人「三陸まちづくりART」が2...

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