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失業率は2.6%だが…竹中平蔵氏「潜在失業率は11%になる」休業者は失業者の約3.67倍

2020年6月4日 12時28分

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竹中平蔵氏

竹中平蔵氏

 元経済財政担当相で経済学者の竹中平蔵氏(69)が4日、日本の潜在失業率が11%になると自身のツイッターでつづり、失業対策が国会などで議論されないことを憂えた。
 「日本の失業率は2.6%と低い。しかし失業者178万人に対し『休業者』が652万人。潜在失業率は11%になる」と報告しつつ、休業者の多さについては「政府が雇用調整助成金を出し、雇用を繋ぎ止めるからだ」とした。竹中氏がツイッターで示した数字によると、休業者は失業者の約3.67倍となる。
 新型コロナウイルス禍は今後も続く見通しで「不況が短期間でかつ産業構造が変わらないなら、それもいい。しかしそうではないだろう。こうした点が国会などで一切議論されないのは問題だ」と不安視した。
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