大谷翔平、真美子夫人の妊娠発表　なぜか米地元局NBCロサンゼルスだけが冷めた報道 「予定日も性別も明かさなかった。結婚発表のときも…」

　ドジャースの大谷翔平選手（30）は28日（日本時間29日）、自身のインスタグラムで真美子夫人が第1子を妊娠していることを発表。英語で「小さなルーキーがもうすぐ家族の一員になるのが待ちきれません」と記し、愛犬のファンコーイケルホンディエ『デコピン』がおなかを見せて寝そべる姿と、ピンクのベビー服と靴、さらにエコー写真を添えた。

　日米メディアは一斉に祝福モードで報道。その中で、なぜか大手メディアでは唯一、ドジャースの地元放送局NBCロサンゼルスが冷めた論調で報じた。記事の大見出しこそ「大谷翔平が父になる。妻の妊娠を発表」だが、小見出しは「Ohtani didn‘t specify when the couple‘s little one is due，　nor did he reveal the gender（大谷は子供の予定日も性別も明かさなかった）」　

　さらに、記事本文も書き出しこそ「ベイビー・大谷がこの世に生を受けようとしている。ドジャースのスーパースター、大谷翔平がSNSで発表した」だったが、後半部分であらためて「大谷は子供の予定日も性別も明かさなかった。大谷は今年2月の結婚発表の直後も、妻の名前を明かさなかった。3月になってドジャースがSNSで大谷と田中さんの写真を発表した」と付け加えた。田中は真美子夫人の旧姓。

　大谷は2月、結婚発表に際して「お相手は日本人女性です」「今後も両親族を含め無許可での取材等はお控えいただきますようよろしくお願い申し上げます」などと投稿。

　これに対し、米誌スポーツイラストレイテッドは「大谷翔平は『notoriously（悪名高いほど）』プライバシーを重視する。エンゼルスと契約して以降、ずっとその調子は変わらない」とし、米放送局FOX11ロサンゼルスも「プライバシーを守ることで悪名高い大谷は、今回も新妻の写真や背景をシェアしなかった」と伝えるなど、米メディアは手厳しい論調も目立った。

　とはいえ、今回に関しては妊娠時期によって予定日は大まかにしか分からないケースもあり、さらに性別に至っては、夫婦の希望で知らされていない可能性も十分にある。今回を『秘密主義』とするのは、大谷ファンならずとも首をひねる報じ方と言えそうだ。