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東海環状自動車道、養老IC―いなべIC間の開通遅れる見通し 時期未定、養老トンネルで大量湧水

2024年12月20日 19時33分 (12月25日 21時26分更新)
 東海環状自動車道の西回り区間で、養老インターチェンジ(IC)―いなべIC間の開通時期が当初予定の2026年度から遅れる見通しとなった。中日本高速道路と国土交通省中部地方整備局が20日、発表した。工事中の養老トンネルで大量の湧水が発生しているためで、開通時期は未定としている。
 岐阜、三重両県側から掘削している養老トンネル(全長約4・7キロ)では継続的に湧水が発生し、10月に地中の水圧や土圧の影響による路面の盛り上がりも確認した。今月には1時間に最大約600トンの湧水を観測し、9日から避難坑の掘削工事を停止し、完了時期が見通せなくなっている。
 中日本高速道路によると、湧水の発生に伴い周辺の一部の...

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