右手にはワインを、左手にはビールを。

食の世界に魅せられて。美味しい料理やお酒が好きなアラサーです。 「食のエンターテイメント」を、皆さんと共有出来たら良いなと思います。

じゃがりこ vs ポテロング:ジャガイモスナックを徹底比較!

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皆さんは、ジャガイモを使ったスナックは好きだろうか。ポテトチップスなども良いが、私は細長く食べやすいスティックタイプのスナックが大好きだ。ポテトスティックと聞いてすぐ思い浮かぶのは、カルビーの「じゃがりこ」と森永製菓の「ポテロング」。

食べ口も味も異なる2つのスナックだが、そういえばどこがどう違うのか?一度気になったら止まらない私の好奇心。今回はこの2つのスティックを色々な観点から比べていきたいと思う。

1. 味と食感の違い

ジャガイモスナックの中でも人気の「じゃがりこ」と「ポテロング」だが、その味や食感には大きな違いがある。

ポテロング:軽やかな食感とさっぱり味

ポテロングの最大の特徴は、ノンフライ製法による「軽やかさ」。ひと口食べれば、サクッとした軽快な食感が広がる。油で揚げていないため、脂っぽさを感じず、食べた後の罪悪感も少ないのがポイントだ。

さっぱりとした味わいなので、ついつい次を求めて手が伸びてしまう。お酒のおつまみや軽食としてもピッタリで、「もう少しだけ何かつまみたい…」というときにおすすめだ。

じゃがりこ:歯ごたえのある満足感

一方、じゃがりこはその硬めの「カリッ」とした食感が特徴的。噛むたびに歯ごたえが楽しめるだけでなく、ジャガイモの濃厚な風味が口いっぱいに広がる。

そのしっかりとした味わいは、おやつとしてだけでなく、ちょっとした小腹満たしにもぴったり。食べ応えがあるため、「少量でも満足感を得たい」という方に最適だ。

2. 成分とカロリーの比較

スナック菓子を選ぶ際に気になるのが成分とカロリー。パッケージの裏面を見ながらポテロングとじゃがりこの成分を比較してまとめてみたので、ここからそれぞれのスナックの特徴を掘り下げていこうと思う。

ちなみにポテロングはしお味、じゃがりこはサラダ味での比較となっている。

項目 ポテロング じゃがりこ
内容量 45g 68g
カロリー 212kcal 339kcal
(1gあたりのカロリー) 約4.71kcal 約4.99kcal
脂質 8.4g 16.3g
(1gあたりの脂質) 約0.19g 約0.24g
炭水化物 31.1g 43.1g
(1gあたりの炭水化物) 約0.69g 約0.63g
食塩相当量 0.6g 0.8g
(1gあたりの食塩) 約0.013g 約0.012g

ポテロングはノンフライ製法なので、やはり脂質やカロリーが若干控えめで、軽い食感を支える成分構成となっている一方、じゃがりこはフライ製法を採用しているため、脂質やカロリーは若干高めだが、その分味わいが濃厚で満足感が得られるのが特徴。

とはいえ同じグラム数辺りで比較してみると、そこまで差が出過ぎているように感じないのは私だけだろうか……笑。

3.原材料の比較

次は原材料を見ていくことで比較していこう。

項目 ポテロング じゃがりこ
主原料 乾燥ジャガイモ(外国製造) ジャガイモ(国産)
油脂 植物油脂 植物油、粉末植物油脂
補助原料 小麦粉、米粉、とうもろこし 脱脂粉乳、乾燥にんじん、パセリ
調味料 食塩、しょうゆ、調味パウダー(豚肉を含む)、酵母エキス 食塩、こしょう
添加物 乳化剤、膨張剤、調味料(アミノ酸等)、塩化Mg、香料 乳化剤、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(V.E、V.C、チャ抽出物)、香料

1. 主原料の違い

ポテロングは「乾燥ジャガイモ(外国製造)」を使用し、軽やかな食感を実現。一方でじゃがりこは「国産ジャガイモ」を使用し、濃厚な風味を前面に出していることが分かる。

2. 油脂の違い

ポテロングは「植物油脂」でさっぱりした仕上がりに対し、じゃがりこは「植物油」と「粉末植物油脂」を組み合わせ、フライ製法で香ばしい風味を作り出している。

3. 補助原料の違い

ポテロングは小麦粉や米粉を使用し、軽さと甘みを加えており、じゃがりこは乾燥にんじんやパセリを加え、風味や彩りをプラスしていることが分かる。

4. 調味料の違い

ポテロングはしょうゆや調味パウダー(豚肉を含む)で和風の味わい。一方でじゃがりこはこしょうを効かせたパンチのある味が特徴だ。

5. 添加物の違い

ポテロングは軽い食感を生む「膨張剤」などを使用。じゃがりこはフレッシュさを保つ「酸化防止剤」が加えられているようだ。

6. アレルゲン情報

項目 ポテロング じゃがりこ
アレルゲン 小麦、大豆、豚肉 乳成分、大豆

アレルギーをお持ちの方は、事前にチェックしておくと安心。ポテロングは小麦・豚肉、じゃがりこは乳成分を含むため注意が必要だ。

4. 製造方法の違い

ポテロングとじゃがりこは、味や食感だけでなく、その製造方法にも違いがある。早速それぞれの製造工程を見ていこう。

ポテロングの作り方

  1. 乾燥ジャガイモを主原料にした生地をミキサーで混ぜる。
  2. スティック状に成形し、乾燥させて味付け。
  3. 油をスプレーでコーティングし、ノンフライで仕上げる。

ポテロングは乾燥ジャガイモをミキサーにかけているので、スティック内の微細なスキマが出来て独特の食感が楽しめる。この軽さがノンフライ製法と相まってより軽い食感となり、油っぽさを感じさせない仕上がりになっているのだと感じる。

じゃがりこの作り方

  1. ジャガイモを蒸してマッシュポテトを作る。
  2. 味付けをしてスティック状に成形。
  3. 熱風乾燥と油でフライし、パッケージ詰めへ。

じゃがりこは一度蒸してマッシュポテトにしていることで噛んだ時の濃密さの理由になっている感じがする。

こうして製造工程にひと手間かけることで、独自の歯ごたえを実現し、さらにこれをフライにすることでカリカリ感と香ばしい風味が生まれて、何度でも食べたくなる味になっているのだと思う。

まとめ:ポテロングとじゃがりこ、どちらも魅力的!

ポテロングは軽さとさっぱり感、じゃがりこは歯ごたえと満足感があるのが魅力。このちょっとした比較の記事を見ながら食べ比べてもらえたら、より一層スナックタイムが楽しいものになるかもしれない。

 

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