ティモシー・シャラメ(27)は、映画『君の名前で僕を呼んで』で一躍有名になり、『DUNE/デューン 砂の惑星』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』に出演する、今注目の若手俳優です。
同作は2024年に公開予定。エンタメニュースサイトDeadlineは、ポール・メスカルが主役の座を勝ち取ったと報じていますが…
SNSがこの話題でざわつく中、ティモシーのエージェントであるブライアン・スワードストロム氏が介入。その発言が物議を醸しています。
スワードストロム氏のツイート「この中の俳優の1人(=ティモシー・シャラメ)はここ数ヶ月、中東で撮影をしているんだ。彼は7年以上、何のオーディションも受けていないよ」
このツイートを受け、ティモシーがオーディションを受けずに有名作品に出演してきたことは、「業界のコネ」のおかげなのでは…と複雑な感情になるファンもいるようです。というのも、ティモシーの叔父は映画監督のロッドマン・フレンダー、母方の祖父は作家で脚本家のハロルド・フレンダーという業界人だから。
ティモシーの母、ニコール・フレンダーも映画俳優です。
妹のポーリーン・シャラメも最近引っ張りだこの人気俳優であることから、2人の成功の背後にはフレンダー家のコネがあるのでは、と疑問に思う声がチラホラあがっています。
もしスワードストロム氏のツイートが事実なら、ティモシーが7年間もオーディションに参加せずに済んでいるのは「ハリウッド業界における特権階級の証」だという主張も。
ティモシー個人の問題ではなく、人脈やコネで役が決まることのある業界の仕組み自体を問題視する声もあがっています。
「オーディションで誰に一番才能があるか時間をかけて見るより、人脈やコネでキャスティングされるようになったから、最近の映画はダメなんだ」とツイートするファンもいました。
もちろん、ティモシーを擁護する意見も多数あります。業界に入るきっかけとして、おじや祖父、母親の存在が影響した可能性は高いものの、ここまでの成功はティモシーの才能によるものだと、一部のファンは主張しています。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子