愛用していた傘が壊れてしまったため、新しい傘を購入することにした。
これまで使っていた傘はコンパクトで持ち運びやすいところが気に入っていたが、軽量な分強度に問題があり、いつの間にか骨が折れてしまっていることも多かった。
そこで今回は、長く使えるアイテムとして「自分で修理できる折りたたみ傘」を導入してみた。
ザ・ノース・フェイスの自分で修理できる折りたたみ傘
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)から新発売された「MODULE UMBRELLA(モジュールアンブレラ)」 は、自分で修理可能な新しい構造の折りたたみ傘だ。
本体はシャフト・骨・生地に分解することができ、別売りの修理パーツを購入することで、壊れたパーツだけを取り替えて、繰り返し使い続けることができる。
これまで使っていた傘は、骨パーツが折れたことをきっかけに買い換えるということが多かった。
しかし、よく考えると折れてしまったのは複数本あるうちのわずか1本。
その1本だけを取り替えたらまだ使い続けられるのに、本体ごと捨てて買い替えてしまうというのは、経済的にも、そして資源の観点でも、あまりにももったいないことだ。
この傘は、そんな当たり前のように行っていた習慣を切り替えて、生活に新しいスタンダードを作ってくれるアイテムとなっている。
晴雨兼用だから毎日使える
傘のサイズは直径100センチ。背負ったバックまでカバーできるサイズ感が気に入っている。
UVケア(UPF15-30、紫外線カット率85%以上)機能を備えているため、晴天時にも活躍。
本格的な日傘と比べると幾分頼りないところもあるが、軽量コンパクトでサッと取り出せる傘としては十分な機能だろう。
使っていて唯一気になったのが傘の強度。折りたたみ傘として仕方ないところではあるが、ゲリラ豪雨のような激しい雨風のときには布地が弛んでしまうこともあった。そういったタイミングでの使用には注意が必要だ。
愛着を持って長く使い続けていくこと
本体の分解・組み立ては非常にシンプルで、公式の動画を見ながらであれば初めてでも10分ほどで完成する。
そして分解・組み立てをすると、たったそれだけのことなのに傘に愛着を持つことができる。これは体験してみて初めて分かったことで、モノを大切に使い続けていく心地良さの一端に触れられたような気がした。
この折りたたみ傘を使い始めて数カ月、コンビニでビニール傘を購入するということは無くなった。新しいスタンダードが当たり前になるように、これからも大切に使い続けていきたい。
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